特許
J-GLOBAL ID:200903006926579863

液晶光学素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-021812
公開番号(公開出願番号):特開平8-076097
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 駆動電圧、ヒステリシスが小さく、透過率、コントラストの優れた新規な液晶光学素子を提供する。【構成】 液晶分子を垂直に配向させるように処理されている電極を有する基板21、31の間に、液晶材料11を主成分とする液晶層が挟持されている素子において、液晶層中に少量の高分子材料12が分散されている。電圧無印加状態では全ての液晶分子11が垂直方向に配向しているため、素子は透明状態である。電圧を印加すると、液晶分子11は負の誘電異方性を有するために電界方向に対して垂直になろうとする。しかし、液晶分子11の一部は高分子材料12による束縛のために動くことができない。これにより液晶分子11の配向の違いによる屈折率の不一致が生じ素子は散乱状態となる。
請求項(抜粋):
電極を有する少なくとも一方が透明の2枚の基板間に液晶を含有する透光性材料層が挟持されている液晶光学素子において、基板の少なくとも一方が液晶分子を垂直に配向させるように処理されており、前記透光性材料層は負の誘電異方性を有する液晶材料と、液晶材料中に分散されて一部分の液晶分子の動きを制限し透光性材料層中1〜20重量%を占める高分子材料よりなることを特徴とする液晶光学素子。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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