特許
J-GLOBAL ID:200903006978714831

マイクロクラックのないフェライト系ステンレス鋼のツインロール連続鋳造のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-613595
公開番号(公開出願番号):特表2002-542040
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】本発明は、厚さ10mm未満のフェライト系ステンレス鋼を、水平軸を有しかつ回転中に駆動される2つの冷却されたロールの間で、液体金属から直接的に連続鋳造する方法であって、液体金属組成を、重量パーセントで、%C+%N≦0.12、%Mn≦1、%P≦0.04、%Si≦1、%Mo≦2.5、%Cr11〜19、%Al≦1、%Ti+%Nb+%Zr≦1、残部は鉄および製造過程の不純物とすること、液体金属のγp指標を、式γp=420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn%-11.5Cr%-11.5Si%-12Mo%-23V%-47Nb%-49Ti%-52Al%+189で定義して、35%から60%の間とし、ロールの表面粗さを5μmより大きくし、ロール間に存在するメニスカス液体金属の近傍で、鋼に可溶なガスを容積で少なくとも60%含む不活性ガスを使用することを特徴とする方法に関する。
請求項(抜粋):
厚さ10mm以下のフェライト系ステンレス鋼帯を、水平軸を有する2つの冷却された回転するロールの間で、液体金属から直接的に連続鋳造する方法であって、 液体金属組成を、重量パーセントで、C%+N%≦0.12、Mn%≦1、P%≦0.04、Si%≦1、Mo%≦2.5、Cr%11〜19、Al%≦1、Ti%+Nb%+Zr%≦1、残部は鉄および精錬過程から生じる不純物とし、 液体金属のγp指標を次式、 γp=420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn%-11.5Cr%-11.5Si%-12Mo%-23V%-47Nb%-49Ti%-52Al%+189で定義して、その値を35%から60%の間とし、 前記ロールの表面粗さRaを5μmより大きくし、 ロール間に存在する液体金属のメニスカスの近傍で、鋼中に可溶なガスを少なくとも容積で60%含む、不活性ガスを使用することを特徴とする方法。
IPC (4件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/117 ,  C22C 38/00 302
FI (4件):
B22D 11/06 330 B ,  B22D 11/00 B ,  B22D 11/117 ,  C22C 38/00 302 Z
Fターム (4件):
4E004DA13 ,  4E004HA00 ,  4E004NB07 ,  4E004NC02
引用特許:
審査官引用 (14件)
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