特許
J-GLOBAL ID:200903007442133409

樹木頂点認識方法及び樹木頂点認識のプログラム並びに樹木頂点認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-294808
公開番号(公開出願番号):特開2008-111724
出願日: 2006年10月30日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】自動的に単木の頂点を認識する樹木認識装置を得る。【解決手段】樹木高算出部14がDSMとDEMデータの差分Zci(Zci、Zci・・)をとることによって樹木高のグリッドデータDi(D1、D2、・・・)を算出し、画像フィルタ16が3×3範囲で順次平均化し、尾根谷度算出部17が「尾根谷度」データを作成することによって樹冠の立体形状の特徴を判別する。さらに、尾根谷度のデータDeiに局所最大値フィルタ20を順次適用し、樹木頂点候補抽出部21が頂点候補を抽出し、樹冠上部抽出部23が尾根谷度データDeiに森林の状態に応じた閾値を設けることによって樹冠の上部のデータを抽出して、樹木頂点決定部25がこれらの中から最高樹木高のものを求め、その点を樹木頂点と決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上空から地上にレーザを発射して得た地盤のX、Y、Z座標値の、一定間隔のグリッドデータで構成したDEM及び樹木の表層のDSMとの差を樹木高グリッドデータとして求めると共に、この樹木高グリッドデータに基づいて単木の頂点を認識する樹木頂点認識方法であって、 前記樹木高グリッドデータに単木の樹木高を割り付けた単木樹高グリッドデータを第1の記憶手段に記憶するステップと、 前記第1の記憶手段の前記単木樹高グリッドデータ毎に、一定範囲内の単木樹高グリッドデータに基づいて尾根谷度を順次求め、これを前記単木の樹冠の立体的形状の特徴データとして第2の記憶手段に記憶するステップと、 前記第2の記憶手段の前記単木の樹冠の立体的形状の特徴データと所定範囲内の前記単木の樹冠の立体的形状の特徴データのピーク値とを比較して、同一のときにその点を単木の頂点候補として抽出するステップと、 前記樹冠上部が抽出される毎に、この樹冠上部内のX、Y値を有する前記単木の頂点候補のX、Y値を有する前記樹木高グリッドデータを前記第1の記憶手段から抽出し、これらの樹木高グリッドデータの内で最も樹木高が高い樹木高グリッドデータのXY座標値に対応する前記頂点候補を前記単木の頂点と認識するステップと、 前記認識した単木の頂点を所定の形状にして前記表示部に表示又は前記頂点の座標値を出力するステップと を行うことを特徴とする樹木頂点認識方法。
IPC (2件):
G01C 11/00 ,  G01C 7/02
FI (2件):
G01C11/00 ,  G01C7/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
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