特許
J-GLOBAL ID:200903007538820890

軸受装置及びこれを用いたモータ、並びにこのモータを用いたディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-337809
公開番号(公開出願番号):特開2003-139131
出願日: 2001年11月02日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】すべり方式の軸受装置において、軸受性能を維持しつつ、シール性を損なわずにシール部の領域を拡大し、これと同時に薄型化を図る。【解決手段】軸部111を有する軸部材11と、軸部111に対し微小間隙Xを有して対向配置されたスリーブ部材12と、微小間隙Xに充填された潤滑流体Lと、軸部111を挿通する挿通孔15aを有しスリーブ部材12の上端面12bに密着されたシール部材15とを備え、挿通孔15aと軸部111との間の間隙が径方向で拡大されてシール部150を形成し、スリーブ部材12と軸部材11とを相対回転可能に支持する。シール部150は軸部111と同軸状に配置された環状部材17によって内側領域150aと外側領域150bに分割され、両領域150a,150bは相互に連通するとともに、各々細管現象が生じる形状を有して軸部間隙Xの上端に連続してつながる。両領域150a,150bは、潤滑流体Lの一部及び各々界面Lsa,Lsbを保有してその界面Lsa,Lsbの変動を許容する。
請求項(抜粋):
軸部を有する軸部材と、前記軸部に対し微小間隙を有して対向配置されたスリーブ部材と、前記微小間隙に充填された潤滑流体とを備え、前記微小間隙の少なくとも一端部分が前記軸部に対する径方向で拡大されて、前記潤滑流体の界面変動を許容するシール部を形成し、前記スリーブ部材と前記軸部材とを相対的に回転可能に支持する軸受装置において、前記シール部は前記軸部に対する径方向で複数の領域に分割された分割領域からなり、該分割領域各々はその内部に存する前記潤滑流体を保持すべく毛細管現象が生じる形状を有して相互に連通することを特徴とする軸受装置。
IPC (4件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/10 ,  H02K 5/167 ,  H02K 7/08
FI (4件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 A ,  H02K 5/167 A ,  H02K 7/08 A
Fターム (29件):
3J011AA07 ,  3J011AA12 ,  3J011BA04 ,  3J011CA02 ,  3J011DA01 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011LA01 ,  3J011MA21 ,  3J011SB19 ,  5H605BB05 ,  5H605BB14 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605EB06 ,  5H605EB10 ,  5H605EB28 ,  5H607AA00 ,  5H607BB01 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607CC01 ,  5H607GG01 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15 ,  5H607JJ09
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 動圧型軸受ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-235789   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 動圧軸受のシール装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260818   出願人:株式会社三協精機製作所
  • シールリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-177100   出願人:エヌオーケー株式会社

前のページに戻る