特許
J-GLOBAL ID:200903007728853212

一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵プーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-157481
公開番号(公開出願番号):特開2009-299864
出願日: 2008年06月17日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】トルク容量を損なうことなく、係合子と内外輪の転走面との潤滑性を向上させる。【解決手段】外輪1と内輪2との間に周方向に沿って配置された複数のスプラグ3と、その各スプラグ3を外輪1の内周面1aおよび内輪2の外周面2aに係合する方向に付勢する弾性部材5とを備えた一方向クラッチにおいて、前記スプラグ3のカム面に、そのカム面と前記内周面1a又は外周面2aとの潤滑性を向上させる機能を有し前記係合時におけるトルク容量を低下させない複数の微小ディンプル10を形成した。このように、係合時におけるトルク容量を低下させないディンプルとは、その大きさが数μm程度のものであり、望ましくは最大深さが1μm以下のものである。このような微小ディンプル10は、係合部分の接触面積を極端に減少させないことから、そのディンプル10内に潤滑油を保持して潤滑性を向上させながらも、トルク容量を低下させないものとすることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
同軸上に配置され相対的に軸周り回転可能な外輪(1)及び内輪(2)と、前記外輪(1)と内輪(2)との間に周方向に沿って配置され、前記外輪(1)と内輪(2)とが一方向に相対回転すると前記外輪(1)の内周面(1a)及び前記内輪(2)の外周面(2a)に係合して前記内外輪(2,1)を結合し他方向に相対回転すると前記係合が解除されるカム面を備えた複数のスプラグ(3)と、前記各スプラグ(3)を外輪(1)の内周面(1a)および内輪(2)の外周面(2a)に係合する方向に付勢する弾性部材(5)とを備えた一方向クラッチにおいて、 前記スプラグ(3)のカム面に、そのカム面と前記内周面(1a)又は外周面(2a)との潤滑性を向上させる機能を有し前記係合時におけるトルク容量を低下させない複数の微小ディンプル(10)を形成したことを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 41/07 ,  F16D 41/06 ,  F16H 55/36
FI (4件):
F16D41/07 Z ,  F16D41/06 Z ,  F16H55/36 Z ,  F16D41/07 A
Fターム (2件):
3J031BA19 ,  3J031CA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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