特許
J-GLOBAL ID:200903007865627343

炭素繊維による既存構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-240214
公開番号(公開出願番号):特開2008-063745
出願日: 2006年09月05日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】コンクリート構造物の炭素繊維を用いた補強において、中規模地震発生後の診断が容易であり、また、施工に際しても、最低限の下地処理で済み、また、従来必須となっていたプライマ処理さえも不要となる新たな補強方法を提供する。【解決手段】補強すべき構造物表面にプライマ処理を施すことなく、組紐状炭素繊維材料又は帯状炭素繊維材料を樹脂未含浸のドライ状態で所定間隔を空けて設置した後、樹脂の液だれを防止するガイド部材を、設置した炭素繊維に密着して或いはガイド部材と炭素繊維との間に所定の空隙を設けて配置し、前記炭素繊維材料に20°Cにおいて、0.1Pa・s以上5Pa・s以下の粘度の樹脂を含浸して硬化させることで、前記炭素繊維材料の構造物表面への接着と繊維強化複合材への転換を同時に行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
補強すべき構造物表面にプライマ処理を施すことなく、組紐状炭素繊維材料又は帯状炭素繊維材料を樹脂未含浸のドライ状態で所定間隔を空けて設置し、前記炭素繊維材料に樹脂を含浸して硬化させることで、前記炭素繊維材料の構造物表面への接着と繊維強化複合材への転換を同時に行う既存構造物の炭素繊維による補強方法であって、前記炭素繊維材料に樹脂を含浸する際に、樹脂の液だれを防止するガイド部材を前記炭素繊維材料に接して又は所定の空隙を設けて設置しておくことを特徴とする補強方法。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 D
Fターム (2件):
2E176AA01 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
  • コンクリート補強用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-304561   出願人:有限会社高尾商事, アイサワ工業株式会社
  • 構造物の補修補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-022862   出願人:電気化学工業株式会社
  • 特開平4-360944
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