特許
J-GLOBAL ID:200903007989283278

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226815
公開番号(公開出願番号):特開平11-062673
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 電子制御スロットル弁装置を備えた空気量先行燃料供給量追従制御方式の内燃機関の制御装置において、常に正確な空燃比が得られるようにする。【解決手段】 スロットル弁開度目標値TA′を所定時間の間記憶し、この記憶値を用いて吸気弁閉弁時の推定吸入空気量GNVLV を演算し、この推定吸入空気量GNVLV と、現在の実際のスロットル弁開度から推定した現在の吸入空気量GNBSE との偏差を現在の実際の吸入空気量の検出値に加算して吸気弁閉弁時の補正吸入空気量GNFWD を求める 内燃機関の制御装置において、現在の吸入空気量GNBSE を推定するのに、現在の実際のスロットル弁開度TAに代えて、現在時刻における推定スロットル開度TA′を使用した。この結果、推定した将来の吸入空気量GNVLVと推定した現在の吸入空気量GNBSE との間の定常的なずれを相殺することができ、常に正確な空燃比を得ることができる。
請求項(抜粋):
アクセルペダルの操作位置に応じてスロットル弁開度と燃料供給量を制御するようにした空気量先行燃料追従制御方式の内燃機関の制御装置であって、アクセルペダルの操作位置に応じたスロットル弁開度目標値を算出するスロットル弁開度目標値の算出手段と、算出されたスロットル弁開度目標値から、スロットル弁の応答遅れを考慮してスロットル弁開度推定値を算出するスロットル弁開度推定値の算出手段と、スロットル弁開度目標値を所定時間の間記憶するスロットル弁開度目標値の記憶手段と、スロットル弁開度推定値を所定時間の間記憶するスロットル弁開度推定値の記憶手段と、記憶されたスロットル弁開度目標値を前記所定時間の経過後にスロットル弁開度制御値として出力するスロットル弁開度制御値の出力手段と、このスロットル弁開度制御値に従ってスロットル弁を開閉駆動するスロットル弁の駆動手段と、機関の運転状態に応じて燃料噴射気筒の吸気弁閉弁時刻を算出する吸気弁閉弁時刻の算出手段と、前記記憶されたスロットル弁開度推定値と、燃料噴射気筒の吸気弁閉弁時刻とから、吸気弁閉弁時刻における推定吸入空気量を現在の時刻において算出する推定吸入空気量の算出手段と、内燃機関の吸気通路に設けられて実際の吸入空気量を検出する吸入空気量の検出手段と、前記記憶されたスロットル弁開度推定値のうち、現在時刻におけるスロットル弁開度推定値から、現在時刻における吸入空気量を算出する現在の吸入空気量の算出手段と、前記吸気弁閉弁時刻における推定吸入空気量から前記現在時刻における吸入空気量を減算して求めた偏差を、現在時刻における実際の吸入空気量に加えることにより、補正された前記燃料噴射気筒の吸気弁閉弁時刻の吸入空気量を算出する補正吸入空気量の算出手段と、この補正された将来の吸入空気量と目標空燃比とから燃料供給量を算出する燃料供給量の算出手段と、算出された燃料供給量の燃料を供給する燃料供給手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/18 ,  F02D 9/02 ,  F02D 11/10 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 366
FI (7件):
F02D 41/18 F ,  F02D 9/02 R ,  F02D 11/10 E ,  F02D 41/04 310 B ,  F02D 41/04 330 B ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 45/00 366 E
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る