特許
J-GLOBAL ID:200903008282471210

車両用動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153324
公開番号(公開出願番号):特開平8-021492
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 相互にトルク伝達可能な一対の油圧クラッチにより車輪間でトルクの供受を行う車両用動力伝達装置を小型化する。【構成】 差動装置Dのリングギヤ4をエンジンEに接続し、サンギヤ5及びプラネタリキャリヤ8をそれぞれ左右の出力軸9L ,9R に接続する。左出力軸9L に回転自在に嵌合するキャリヤ部材11に、一体に形成されて異なるピッチ半径を有する第1ピニオン13及び第2ピニオン14を支持し、第1ピニオン13を右出力軸9R に接続するとともに、第2ピニオン14を左出力軸9L に接続する。右旋回時に油圧クラッチCdを係合するとキャリヤ部材11が減速して左前輪WFLが増速し、該左前輪WFLにトルクが伝達される。左旋回時に油圧クラッチCaを係合するとキャリヤ部材11が増速して右前輪WFRが増速し、該右前輪WFRにトルクが伝達される。
請求項(抜粋):
2つの回転軸(9L ,9R )間に相互にトルク伝達可能なトルク伝達手段(T)を設けてなる車両用動力伝達装置において、前記トルク伝達手段(T)が、一方の回転軸(9L )廻りに回転可能に支持されたキャリヤ部材(11)と、相互に異なるピッチ半径を有して一体に形成され、前記キャリヤ部材(11)に回転可能に支持された第1ギヤ(13)及び第2ギヤ(14)と、これら第1ギヤ(13)及び第2ギヤ(14)を両回転軸(9L ,9R )に連結する連結手段(8,15,16)と、前記キャリヤ部材(11)を増速するキャリヤ部材増速手段(AM)と、前記キャリヤ部材(11)を減速するキャリヤ部材減速手段(DM)と、から構成されたことを特徴とする、車両用動力伝達装置。
IPC (2件):
F16H 3/56 ,  F16H 48/10
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る