特許
J-GLOBAL ID:200903008304367306

吸着式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310566
公開番号(公開出願番号):特開平9-152221
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 冷媒通路を開閉するための開閉弁の構成の簡単化を図ると共に、冷媒通路における外部リークを防止する。【解決手段】 真空容器22内に、仕切壁27,28等を設け、2個の吸着器23,24、凝縮器25、蒸発器26を配設する。吸着器23,24に、夫々吸着剤を冷却,加熱するための熱交換流路29,30を設ける。蒸発器26に冷凍能力を取出すためのブライン通路33を設け、凝縮器25に冷却用の熱交換パイプ34を設ける。凝縮器25と蒸発器26とをキャピラリチューブ31にて接続する。仕切壁27に、吸着器23と凝縮器25及び蒸発器26とを連通させる開口部42及び46を設け、仕切壁28に、吸着器24と凝縮器25及び蒸発器26とを連通させる開口部44及び49を設ける。各開口部42,44,46,49部分に、圧力差により開閉する開閉弁43,45,47,50を設ける。
請求項(抜粋):
水等の冷媒を凝縮する凝縮器と、この凝縮器から液冷媒が供給されその液冷媒を蒸発させて外部との熱交換を行う蒸発器と、気冷媒を吸着する吸着剤を有してなり前記凝縮器と脱着側冷媒通路を介して連通されると共に前記蒸発器と吸着側冷媒通路を介して連通される吸着器とを具備し、前記吸着器の吸着剤を冷却状態とする吸着過程において該吸着剤により前記蒸発器からの気冷媒を吸着し、前記吸着器の吸着剤を加熱状態とする脱着過程において該吸着剤が吸着していた気冷媒を前記凝縮器に向けて放出するようにした吸着式冷凍機であって、前記脱着側冷媒通路に、前記凝縮器部分の圧力が前記吸着器部分の圧力よりも低いときにその圧力差によって開放する脱着側開閉弁を設けると共に、前記吸着側冷媒通路に、前記蒸発器部分の圧力が前記吸着器部分の圧力よりも高いときにその圧力差によって開放する吸着側開閉弁を設けたことを特徴とする吸着式冷凍機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 吸着冷凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-329126   出願人:東京瓦斯株式会社
  • 恒温恒湿装置の圧力調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-065730   出願人:株式会社日立製作所
  • 吸着式冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-251070   出願人:株式会社ゼクセル
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