特許
J-GLOBAL ID:200903008471108274

分散管理型通信方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343139
公開番号(公開出願番号):特開2000-228677
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】本発明は、従来不可能であった分散管理型の実時間通信システムを(1)通信パケットの優先度による追い越し、(2)ノード毎の優先度の付け替え、(3)優先度による経路制御という3つの手法を用いて実現することを目的とする。同時に、これらの手法を組み合わせることにより、・集中管理型と比較し非常に多くの通信ノードを接続すること、・通信経路の一部が壊れてもロバストな通信をすること、・再送不要、・量子時間の非常に小さい実時間通信を実現可能にする。【解決手段】本発明の分散管理型実時間通信方法は、複数の情報処理装置間で実時間通信を行なう場合において、通信ノード(情報処理装置)毎に優先度に応じた通信パケットの追い越しを行ない、その際に通信ノード毎に優先度を付け替え、さらに優先度毎に異なる経路を設定できることによって実現する。
請求項(抜粋):
複数の情報処理装置がそれぞれに対応して備えられる通信ノードを有するネットワーク上で、選択された情報処理装置同士が通信パケットを用いて通信する通信方法において、通信パケットに優先度を付け、各情報処理装置の通信ノードにおいて、通信ノードの各入力ポート毎に複数本の通信パケット追い越し用バッファを配置し、通信パケットの衝突が生じた際に優先度に従い追い越されるべき通信パケットのバッファリングを可能にし、各入力ポート側から1つ又は複数の出力ポート側に対して入力通信パケットに付加されていた優先度付の出力要求を出し、出力ポート側に通信パケットの優先度調停装置を出力ポート毎に配置し各入力ポート側からの出力調停を行い、その出力調停に従い、入力パケットを各出力ポート側に対して独立して出力して、通信ノードを通過する通信パケットの、高い優先度のものが低い優先度のものを追い越すように制御する、ことから成る分散管理型通信方法。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/28 ,  H04L 29/06
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 11/00 310 D ,  H04L 13/00 305 D
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-260452
  • パケットスイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-045918   出願人:日本電信電話株式会社
  • パケット交換型通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-062690   出願人:工業技術院長
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