特許
J-GLOBAL ID:200903008546256045

加熱調理された穀物のテクスチャを測定する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  加藤 憲一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-512742
公開番号(公開出願番号):特表2007-528482
出願日: 2003年12月31日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
ダール及び米の加熱調理の終点を優れた再現性で評価する方法と装置を開示する。豆類は一般にそのダールを加熱調理して柔らかなテクスチャにした後に食される。ダール、米などの加熱調理の終点は非常に主観的な方法で測定されており現行の方法はあまり満足のいく方法ではない。ダール及び米などの加熱調理の終点を優れた再現性で評価する独創的な装置と客観的な方法を開発した。この装置と方法はダール及び米を逐次加熱調理しながらその「拡張面積」を測定しその加熱調理時間をプロットしたグラフから読み取る原理に基づいている。上記目的を目指して開発した装置は所望の圧縮力を加熱調理された穀物に加えるのに使用することができそして穀物が拡張した面積は適切なグラフ用紙から正方形のますめを計数することによって測定されその「拡張面積」を加熱調理期間に対してプロットすると逐次増大することが観察された。拡張面積が急激に増大した時間又はグラフの曲線の勾配が変化した時間(急激な屈折/一定値化)は加熱調理されている試料(ダール/米)の加熱調理時間とみなした。本願で報告した方法は機器による標準の方法によって完全に立証されている。本発明はダール及び米の加熱調理の終点を優れた再現性で評価する客観的でかつ信頼性の高い方法を提供する。
請求項(抜粋):
穀物の加熱調理の終点を決定する方法であって、試料穀物を2枚のプレートの間に配置すること、所定の荷重の錘を前記一対のプレートに対して所定の期間適用させて前記穀物に前記一対のプレートの間で拡張させること、前記穀物の「拡張面積」を決定すること、および規則的な時間間隔をおいてそれを測定することを含み、そのときに前記穀物の加熱調理時間の指標である、前記拡張面積における急激な増加又は一定値の到達が観測される、方法。
IPC (1件):
G01N 3/00
FI (1件):
G01N3/00 Z
Fターム (8件):
2G061AA02 ,  2G061AB01 ,  2G061BA11 ,  2G061CA18 ,  2G061CA20 ,  2G061EA04 ,  2G061EB10 ,  2G061EC09
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-093636
  • 粒状体の圧縮試験装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-193897   出願人:株式会社島津製作所
  • 特開平3-065768
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引用文献:
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