特許
J-GLOBAL ID:200903008955892506

スパークプラグの製造方法及びスパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-240206
公開番号(公開出願番号):特開2001-068250
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 主体金具と接地電極とを一体化した形で、接地電極先端部以外の部分に亜鉛メッキ層を効率的に形成することができるスパークプラグの製造方法を提供する。【解決手段】 主体金具1に接地電極4の基端側を取り付けた金具組立体の外面に一括して亜鉛系メッキ層を141形成し、その後、電極先端側に形成されている亜鉛系メッキ層を剥離除去し、その剥離により露出した下地電極材料面に高融点金属チップを溶接して発火部32を形成する。すなわち、接地電極先端部にメッキ層を形成しないためのマスキングが不要となるので、発火部32を接地電極4に形成するタイプのスパークプラグ100を極めて高能率にて製造することが可能となる。また、亜鉛系メッキ層の剥離後は、マスキング処理が介在しない分、汚れや油分等の付着も生じにくくなり、また、剥離処理により下地電極材料表層部の浄化も進行する。その結果、高融点金属チップの溶接強度が高められ、発火部剥離等の不具合が生じにくくなる。
請求項(抜粋):
中心電極と、その中心電極の外側に設けられた絶縁体と、前記絶縁体の外側に設けられた主体金具と、前記中心電極との間に火花放電ギャップを形成するように、これと対向する形で配置された接地電極とを備え、前記火花放電ギャップに対応する位置において少なくとも前記接地電極側に高融点金属チップを溶接することにより放電面を有する貴金属発火部を形成したスパークプラグの製造方法であって、筒状の前記主体金具の一方の開口部に前記接地電極の基端側が取り付けられた金具組立体を用意し、その金具組立体の主体金具と接地電極との外面に一括して、亜鉛を主成分とする亜鉛系メッキ層を形成する亜鉛系メッキ層形成工程と、その亜鉛系メッキ層が形成された金具組立体に対し、前記主体金具外面の亜鉛系メッキ層は除去しつつ、前記接地電極の亜鉛系メッキ層のうち、少なくとも電極先端部に形成されているものを剥離除去する剥離工程と、その剥離工程の終了後、剥離により露出した下地電極材料面に前記高融点金属チップを溶接する溶接工程と、を含むことを特徴とするスパークプラグの製造方法。
IPC (4件):
H01T 13/20 ,  C23F 1/00 103 ,  C25D 7/00 ,  H01T 21/02
FI (4件):
H01T 13/20 E ,  C23F 1/00 103 ,  C25D 7/00 G ,  H01T 21/02
Fターム (37件):
4K024AA05 ,  4K024AB01 ,  4K024AB08 ,  4K024BA01 ,  4K024BA02 ,  4K024BB10 ,  4K024CB02 ,  4K024DB04 ,  4K024DB10 ,  4K024GA04 ,  4K024GA14 ,  4K024GA16 ,  4K057WA01 ,  4K057WB07 ,  4K057WE02 ,  4K057WE03 ,  4K057WE08 ,  4K057WE11 ,  4K057WG03 ,  4K057WK06 ,  4K057WM03 ,  4K057WN01 ,  4K057WN02 ,  4K057WN10 ,  5G059AA04 ,  5G059AA10 ,  5G059CC01 ,  5G059DD10 ,  5G059DD11 ,  5G059DD15 ,  5G059EE03 ,  5G059EE04 ,  5G059EE10 ,  5G059EE11 ,  5G059EE15 ,  5G059GG07 ,  5G059GG09
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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