特許
J-GLOBAL ID:200903009190242873
電動パワーステアリング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
島田 明宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-003655
公開番号(公開出願番号):特開2004-216951
出願日: 2003年01月09日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】電流制御系の電流周波数特性をモータ・駆動回路系本来の特性に近づけることにより応答性を向上させた電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電動パワーステアリング装置において、目標電流値と実電流値との偏差を算出し、その偏差に基づいてPI制御部15が電圧指令値を生成する。このPI制御部15は、モータのインダクタンスL、モータの内部抵抗R、配線および駆動回路等の外部抵抗R’に基づき設計される。この時、PI制御部15の伝達関数は、G9(s)=2πfc (Ls+R+R’)/sとする。ここで、fc はPI制御部のPIゲイン、sはラプラス演算子である。そして2πfc=(R+R’)/Lと設定すると、電流制御系の伝達関数はモータ・駆動回路系の伝達関数と同じ特性を持つようになるため、応答性が向上して所望のトルク周波数特性が得られる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
車両操舵のための操作に応じて電動モータを駆動することにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
前記操作に応じて前記電動モータに供給すべき電流の目標値を設定する目標電流設定手段と、
前記電流目標値と前記電動モータに実際に流れる電流の値との偏差に基づく比例積分制御演算により、前記電動モータに対するフィードバック制御のための指令値を生成する比例積分制御手段と、
前記指令値に応じて前記電動モータを駆動するモータ駆動回路とを備え、
前記比例積分制御手段の制御パラメータは、前記電動モータのインダクタンスと、前記電動モータの内部抵抗と、前記電動モータおよび前記モータ駆動回路の配線抵抗を含む外部抵抗とに基づき設定されることを特徴とする、電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
3D032CC12
, 3D032DA15
, 3D032DA23
, 3D032DA64
, 3D032DC01
, 3D032DD18
, 3D032EC23
, 3D033CA13
, 3D033CA16
, 3D033CA20
, 3D033CA21
引用特許: