特許
J-GLOBAL ID:200903009222506592

磁気探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329233
公開番号(公開出願番号):特開平11-160285
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 被検査面の損傷の有無を検出するとき、該被検査面と交差する面方向に存在する構造物の影響を除去または軽減して確実に被検査面の損傷の有無を検出することができる磁気探傷装置を得る。【解決手段】 励磁コイル11と、その両端に励磁コイルと直交するように配置した検出コイル12、13と、励磁コイルの紙面奥手側の交流磁界を低減する遮蔽板15とから検出センサー部16を構成する。励磁コイル11には交流信号発生部23を接続し、検出コイルには各検出コイルの位相差及び出力差を検出して各々を示す信号を出力する検出信号処理部32に接続する。励磁コイル11が鉄骨と平行になるように検出センサー部16を耐火被覆上に配置し、励磁コイル11に交流電流を流すと、発生した磁界により鉄骨に反磁界が発生して各検出コイルには誘起電圧が発生する。検出コイルが亀裂近傍を通過すると、誘起電圧の出力差、位相差が生じるので、この差に基づいて亀裂を検出できる。また、遮蔽板15により紙面奥手側からの検出コイルに対する影響を除去又は軽減できる。
請求項(抜粋):
第1の交流磁界を発生する磁界発生コイルと、前記磁界発生コイルの近傍に配置されると共に前記磁界発生コイルから発生する前記第1の交流磁界に起因して導電性の被検査体の検査面に発生した第2の交流磁界を検出する検出コイルと、前記被検査体の検査面と交差する面方向に対して前記磁界発生コイルから発生する前記第1の交流磁界の強さを低減する低減部材と、を含み、かつ前記磁界発生コイルと前記検出コイルと前記低減部材とが一体的に移動可能に構成された検出センサー部を備えた磁気探傷装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 渦電流感知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-065074   出願人:ウエスチングハウス・エレクトリック・コーポレイション
  • 渦電流探傷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-031978   出願人:三菱重工業株式会社
  • 超電導磁石
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-259278   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所, 東海旅客鉄道株式会社, 三菱電機株式会社

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