特許
J-GLOBAL ID:200903009471127151

分散開口アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-308437
公開番号(公開出願番号):特開2006-121513
出願日: 2004年10月22日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】 空間内で同一方向に向けて、互いの間隔が半波長以上の不規則な間隔で分散配置した素子アンテナの受信信号を合成して等価的な大開口アンテナを形成する場合、素子アンテナ間隔が半波長より長いためにグレーティングローブが発生して、開口アンテナとしての性能が低下する。【解決手段】 各素子アンテナ1の受信信号の共分散行列を求める共分散行列計算機6と、ビーム方向ステアリングベクトル計算機7を設ける。共分散行列とビーム方向ステアリングベクトルとから方向拘束付きで出力電力を最小化するような複素ウェイトを計算する(複素ウェイト計算機8)。この複素ウェイトを各受信信号に乗じ(複素乗算器4)、その結果の総和をとる(総和計算5)ことにより、ビーム形成方向とグレーティングローブ方向のステアリングベクトルの差を利用してグレーティングローブのみを抑圧する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空間内に同一方向に向けて、互いの間隔が1/2波長以上で、全て異なる間隔となるように配列した複数の素子アンテナ、 前記複数の素子アンテナのそれぞれに接続され前記素子アンテナの受信信号を増幅しディジタル信号に変換する複数の受信機、 前記複数の受信機の出力から全受信機出力の共分散行列を計算する第1共分散行列計算機、 任意のビーム方向のステアリングベクトルを算出するステアリングベクトル計算機、 前記共分散行列と前記ビーム方向ステアリングベクトルとから方向拘束条件の下で出力電力を最小化する複素ウェイトを計算する複素ウェイト計算機、 前記複数の受信機の出力信号のそれぞれに前記複素ウェイトを乗ずる複数の複素乗算器、 前記複素乗算器の出力信号の総和を計算して任意のビーム方向の受信信号出力を得る総和計算手段を備えたことを特徴とする分散開口アンテナ装置。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  G01S 3/46 ,  G01S 3/805
FI (3件):
H01Q3/26 C ,  G01S3/46 ,  G01S3/805
Fターム (24件):
5J021AA05 ,  5J021AA06 ,  5J021AA11 ,  5J021AB01 ,  5J021CA06 ,  5J021DB01 ,  5J021EA06 ,  5J021FA09 ,  5J021FA10 ,  5J021FA14 ,  5J021FA16 ,  5J021FA20 ,  5J021GA05 ,  5J021GA08 ,  5J021HA01 ,  5J021HA04 ,  5J021JA07 ,  5J083AA05 ,  5J083AC15 ,  5J083AD17 ,  5J083BC02 ,  5J083BC12 ,  5J083BE57 ,  5J083CA12
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • アレーアンテナの素子位置決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-143435   出願人:株式会社エイ・ティ・アール環境適応通信研究所
  • 受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-014531   出願人:日本電気株式会社
  • 適応アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-169236   出願人:松下電器産業株式会社
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審査官引用 (6件)
  • アレーアンテナの素子位置決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-143435   出願人:株式会社エイ・ティ・アール環境適応通信研究所
  • 受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-014531   出願人:日本電気株式会社
  • 適応アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-169236   出願人:松下電器産業株式会社
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