特許
J-GLOBAL ID:200903009818971110

歯槽骨の延長具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 桂子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-226991
公開番号(公開出願番号):特開2006-043052
出願日: 2004年08月03日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 加齢などに伴い顎骨の吸収で歯槽骨が薄い等、人工歯根の埋め込みが困難な時に、骨延長を行い、骨を高く・厚くする歯槽骨の簡易な延長具が要望されていた。【解決手段】 本発明は、骨同士を密着状態から日々少しずつ引き離すと骨同士の間に新生骨が成形される特性を利用することにある。このために図1に示すような筒付固定板(3)とこれに一体化されたナット(2)でこのナットに螺合するネジ(1)を使用して前記の歯の新生骨を助長させる。この時に筒付固定板のプレートA(3A)は、顎骨(6)の端部の形状になじませ(成形させる)プレートAを顎骨に固定させる為にビス(5)を使用する。ネジ(1)をドライバーで固定し、ナット(2)をピン用孔(2E)を回して前記の課題を果たす。尚、本発明の延長具の脱着時は、上皮(粘膜)9を剥がす事で極めて容易である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
顎骨(6)の吸収(退縮、萎縮)が生じて人工歯根の埋込みが困難な場合に、骨量の増加を図り歯槽骨の延長を行う目的で、治療部の歯槽骨(6)を治療用カッター等にて切断(7D)し分割して、対応する切断部に用いる延長具に於いて、 イ)固定板付/スリップナット(10)は、ナット(2)と筒付固定板(3)の組合せの一体化で両者の軸方向のガタは少ない(=0.1ミリ)が回動は自由である。 ロ)ナット(2)とネジ(1)とは螺合するが、ネジの端面は顎骨(6A)の分割の受部となり、他方の顎骨(6B)にはネジ(1)が貫通している。 ハ)固定板付/スリップナット(10)のプレートA(3A)は、顎骨(6)の端面になじませた形状に成形する。 ニ)ビス(5)はプレートA(3A)の孔(3C)に通し顎骨(6)にねじ込む。 以上の部品から構成されたことを特徴とする歯槽骨の延長具。
IPC (1件):
A61C 8/00
FI (1件):
A61C8/00 Z
Fターム (2件):
4C059AA02 ,  4C059AA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 歯槽骨延長器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-339339   出願人:小関医科株式会社
  • 歯槽骨の延長具の矯正的使用法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-226994   出願人:堀田康記
  • 骨インプラント
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-575437   出願人:カーミカエル,ロバート,ピー., サンダー,ジョージ,ケー.,ビー., ジョンソン,ドナルド,アール.
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審査官引用 (4件)
  • 歯槽骨の延長具の矯正的使用法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-226994   出願人:堀田康記
  • 骨インプラント
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-575437   出願人:カーミカエル,ロバート,ピー., サンダー,ジョージ,ケー.,ビー., ジョンソン,ドナルド,アール.
  • 歯槽骨延長器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-339339   出願人:小関医科株式会社
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