特許
J-GLOBAL ID:200903062685559456
歯槽骨の延長具の矯正的使用法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 桂子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-226994
公開番号(公開出願番号):特開2006-043053
出願日: 2004年08月03日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】加齢等に伴う顎骨の吸収により、人工歯根の埋入が困難時に、簡易な延長具による歯槽骨の延長法を提供する。【解決手段】本発明は骨同士を密着状態から少しずつ引き離すと骨同士の間に新生骨が形成される特性を利用する。筒付固定板とこれに一体化されたナット2でこのナットに螺合するネジ1を使用して、新生骨を助長させる。筒付固定板のプレートA3Aは、ビス5で、顎骨の端部の形状になじませて成形し、顎骨に固定させる。ネジ1をドライバーで固定し、ナット2のピン用孔を回して延長方向の自由度を確保しながら前記の課題をはたす。この治療中に、歯槽骨の延長具に、ネジ螺合の連結具15の耳部の矩形孔に鋼線材のワイヤー14を患者の口腔内での最適な形に調節のうえ係合させ、または治療歯の近傍の歯に固着するブラケット13A、13B等の付属品を延長具に併用して骨形成と同時に歯槽骨の矯正(約2〜5ミリ)する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
顎骨(6)の吸収(退縮、萎縮)が生じて人工歯根の埋入が困難な場合に、骨量の増加を図り歯槽骨の延長を行って歯槽骨を厚く又は高く形成する為に、治療部の顎骨(6)を治療用カッター等にて切断(7D)し分割して、対応する切断部に用いる延長具に於いて、
イ)固定板付/スリップナット(10A)は、ナット(2)と筒付固定板(3)の組合せの一体化で両者の軸方向のガタは少ない(=0.1ミリ)が回動は自由である。
ロ)ナット(2)とネジ(1)とは螺合するが、ネジの端面は顎骨(6A)の分割の受部となり、他方の顎骨(6B)にはネジ(1)が貫通している。
ハ)固定板付/スリップナット(10A)のプレートA(3A)は、顎骨(6)の端面になじませた形状に成形する。
ニ)ビス(5)はプレートA(3A)の孔(3C)を通し顎骨(6)にねじ込む。
以上の構成をもって対応することを特徴とする歯槽骨の延長具の使用法。
IPC (4件):
A61C 8/00
, A61B 17/58
, A61C 13/225
, A61C 13/00
FI (4件):
A61C8/00 Z
, A61B17/58 310
, A61C13/225
, A61C13/00 A
Fターム (4件):
4C059AA10
, 4C059DD08
, 4C060LL15
, 4C060MM24
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
歯槽骨延長器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-339339
出願人:小関医科株式会社
-
歯槽骨の延長具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-226991
出願人:堀田康記
-
骨インプラント
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-575437
出願人:カーミカエル,ロバート,ピー., サンダー,ジョージ,ケー.,ビー., ジョンソン,ドナルド,アール.
-
上顎ディストラクタ
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-531929
出願人:ジンテーズアクチエンゲゼルシャフトクール
全件表示
審査官引用 (4件)
-
歯槽骨の延長具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-226991
出願人:堀田康記
-
骨インプラント
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-575437
出願人:カーミカエル,ロバート,ピー., サンダー,ジョージ,ケー.,ビー., ジョンソン,ドナルド,アール.
-
歯槽骨延長器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-339339
出願人:小関医科株式会社
-
上顎ディストラクタ
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-531929
出願人:ジンテーズアクチエンゲゼルシャフトクール
全件表示
前のページに戻る