特許
J-GLOBAL ID:200903010102302304

内燃機関の可変バルブタイミング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155113
公開番号(公開出願番号):特開平11-002108
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】カムシャフトへの可変バルブタイミング機構の組み付け作業を容易かつ的確に行えるようにする。【解決手段】所定の回転位相においてカムシャフト12とドリブンギア21間の相対回動を制限するロック機構を備えたベーン式の可変バルブタイミング機構11において、ドリブンギア21と一体回転する前面カーバー26とカムシャフト12と一体回転する内部ロータ14に、ロック機構が作動しない回転位相において位置が重なるように、挿通孔50および挿通穴51を形成する。組み付け作業時には、これら孔および穴の位置が重なり合う回転位相において、同孔50および穴51内に略コの字形状をした断面円形状の締結ピン52の一端を挿入し、同時にもう一端をハウジング13の外周側面に係合させて前面カバー26と内部ロータ14とを締結する。同ピン52の装着により内部ロータ12とドリブンギア21の相対回動が規制され、締結ピン52嵌入時には、ロック機構が非作動となる。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸および同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方および他方に連結される第1および第2の回転体を備えるとともに、前記第2の回転体に形成された凹部を前記第1の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの両側に第1および第2の液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1および第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更する内燃機関の可変バルブタイミング機構において、付勢手段による付勢力に基づき前記第1および第2の回転体を特定の回転位相に係止するとともに、前記第1および第2の液室の少なくとも一方に供給される液圧に基づき同係止が解除されるロック機構と、該ロック機構により係止されない所定の回転位相にて任意解除可能に前記第1および第2の回転体を締結する締結手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング機構。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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