特許
J-GLOBAL ID:200903010293846155

GPS受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-118499
公開番号(公開出願番号):特開2000-310673
出願日: 1999年04月26日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 GPS受信機の周波数走査範囲を広げることなく、衛星捕捉時間を短くする。【解決手段】 GPS受信機に、検波部2と、測位部3と、航法メッセージ受信部4と、バックアップ部5と、衛星選択部6と、静止衛星受信部7とを設ける。衛星選択部6で、航法メッセージの軌道情報や測位結果から受信可能な衛星を選択する。衛星の移動によるドップラー周波数と、発振器誤差によるオフセット周波数を加算した周波数を衛星の走査中心周波数とする。メイン電源がオフの場合でもバックアップ電源で静止衛星選択部7を動作させ、静止衛星信号を受信する。常に発振器のオフセット周波数を測定するので、メイン電源が投入された際には衛星選択部6において正確な衛星走査中心周波数が設定できる。このようにして、衛星捕捉時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
複数のチャンネルを持つ検波部と、GPS衛星から送信された信号を前記検波部で復調して得た航法メッセージの内容を解析する航法メッセージ受信部と、受信機位置情報を得る測位部と、前記航法メッセージや前記受信機位置情報を保存するバックアップ部と、前記受信機位置情報および前記航法メッセージの軌道情報と概略時刻から受信可能なGPS衛星を選択するとともに前記GPS衛星の移動によるドップラー周波数と発振器のオフセット周波数を加算した周波数を走査中心周波数として前記検波部の各チャンネルに設定する衛星選択部と、GPS広域補強用の静止衛星の信号を受信する静止衛星受信部と、メイン電源がオフの場合に前記静止衛星受信部を動作させるバックアップ電源と、前記メイン電源がオフの場合にも前記静止衛星の信号を受信することにより前記発振器のオフセット周波数を測定する手段と、前記メイン電源を投入した際に前記衛星選択部において前記オフセット周波数に基づいて走査中心周波数を設定する手段とを備えたことを特徴とするGPS受信機。
Fターム (11件):
5J062AA01 ,  5J062AA02 ,  5J062AA12 ,  5J062AA13 ,  5J062CC07 ,  5J062DD14 ,  5J062DD22 ,  5J062DD25 ,  5J062EE03 ,  5J062FF00 ,  5J062HH09
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • GPS受信処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-101275   出願人:日本無線株式会社
  • GPS受信機における発振器の初期オフセット設定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-058000   出願人:パイオニア株式会社
  • 携帯型測位端末装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-017874   出願人:キヤノン株式会社
全件表示

前のページに戻る