特許
J-GLOBAL ID:200903010577267546

一体の熱交換器を備えた燃料電池からなる蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-069220
公開番号(公開出願番号):特開2003-282110
出願日: 2003年03月14日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は全ての電池において概ね同じ温度で電気化学反応が行われうるように全負荷および部分負荷において作動可能である燃料電池からなる蓄電池を提供する。【解決手段】 本発明による燃料電池からなる蓄電池は断熱ジャケットと高温の燃料電池のスタックとの間に配置された一体の熱交換器を有する。電池スタックの周囲と熱交換器との間に好ましくは少なくとも2個の再燃焼室がある。熱交換器は排気ガスからカ ゙ス状酸素担体への熱伝導のために設けられている。前記室のそれぞれ外部あるいは内部で電池スタックの周囲に酸素担体用の入口点とエネルギ変換されていない遊離体、つまり燃焼カ ゙スと酸素担体用の出口点とが配置されている。熱交換器は蓄電池の一作動状態において電池スタックの軸線に対して垂直に配置された横平面を排気カ ゙スと酸素担体とが貫流する通路系を含む。排気カ ゙スは熱交換器の周囲領域に配置された軸線方向に向いた収集通路を通して導出しうる。前記周囲領域と電池スタックとの間に配置された熱交換器の部分は熱による影響に対して電池スタックを保護する遮蔽体を形成する。
請求項(抜粋):
断熱ジャケット(12)と高温燃料電池スタック(10)との間に配置された一体の熱交換器(4)を有する燃料電池からなる蓄電池(1)であって、前記燃料電池スタックが中央軸線を有し、前記電池スタックの周囲(14)と前記熱交換器との間に再燃焼のための、好ましくは少なくとも2個の室(3)が設けられており、前記熱交換器は排気ガス(7)からガス状酸素担体(5)への熱伝導のために前記電池スタックの周囲(14)に設けられており、前記室の外側あるいは内側に、一方では酸素担体のための入口点(25a)と、他方ではエネルギ変換されていない遊離体、すなわち燃料ガス(6)と酸素担体(5)のための出口点(25b,26b)とがそれぞれ配置されている燃料電池からなる蓄電池において、前記熱交換器(4)が前記蓄電池の一作動状態において前記電池スタックの軸線に対して垂直に配置された横方向平面において排気ガス(5)と酸素担体(5)とが主として貫流する通路系(45,47)を含み、排気ガスが前記熱交換器の周囲領域に配置され、軸線方向に向いた収集通路(47’’)を通して導出することができ、前記周囲領域と電池スタックとの間に配置されている前記熱交換器の部分は熱による影響に対して前記電池スタックを前記収集通路から保護する遮蔽体を形成していることを特徴とする燃料電池からなる蓄電池(1)。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24
FI (4件):
H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 N ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24 E
Fターム (8件):
5H026AA06 ,  5H026CV01 ,  5H026EE02 ,  5H026EE12 ,  5H026HH08 ,  5H027AA06 ,  5H027KK46 ,  5H027MM02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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