特許
J-GLOBAL ID:200903010729071960

球状化焼鈍が省略可能な線状鋼または棒状鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-093527
公開番号(公開出願番号):特開2009-242916
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】球状化焼鈍処理等の熱処理を省略し、熱間圧延のままの状態であっても冷間加工性に優れた線状鋼または棒状鋼であって、実機を用いて製造することができる線状鋼または棒状鋼を提供することにある。特に、室温での鋼の変形抵抗が大きい場合であっても、動的ひずみ時効を低減でき、加工発熱領域での鋼の変形抵抗を小さくできる線状鋼または棒状鋼を提供することにある。【解決手段】NとBとTiが下記(1)式を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼であり、該鋼は、フェライトとパーライトの混合組織を有し、この鋼の直径をDとしたとき、鋼の中心からD/8位置までの範囲に存在するフェライトの粒度番号が6〜12番である。-0.0060≦[N]-1.3×[B]-0.29×[Ti]≦0.0020(式中、[ ]は、各元素の含有量を表す。)【選択図】なし
請求項(抜粋):
C :0.05〜0.35%(質量%の意味。以下同じ。)、 Si:0.3%以下(0%を含まない)、 Mn:0.15〜1.8%、 P :0.015%以下(0%を含まない)、 S :0.02%以下(0%を含まない)、 Cr:0.01〜0.5%、 sol.Al:0.01〜0.06%、 N :0.0005〜0.006%、 B :0.0003〜0.0015%、 Ti:0.003〜0.030%を満足し、且つ NとBとTiが下記(1)式を満足し、 残部が鉄および不可避不純物からなる鋼であり、 該鋼は、フェライトとパーライトの混合組織を有し、 この鋼の直径をDとしたとき、鋼の中心からD/8位置までの範囲に存在するフェライトの粒度番号が6〜12番であることを特徴とする球状化焼鈍が省略可能な線状鋼または棒状鋼。 -0.0060≦[N]-1.3×[B]-0.29×[Ti]≦0.0020 (式中、[ ]は、各元素の含有量を表す。)
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  F16B 35/00 ,  F16B 37/00
FI (4件):
C22C38/00 301Y ,  C22C38/38 ,  F16B35/00 J ,  F16B37/00 X
Fターム (19件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA16 ,  4K032AA21 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA02 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD01 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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