特許
J-GLOBAL ID:200903010792333720

冷凍サイクルの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-198949
公開番号(公開出願番号):特開2004-034943
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】起動時には最大冷力を引き出し、発進または加速時には容量可変型圧縮機の駆動トルクを小さくし、定常運転時には最大効率で運転することができるような冷凍サイクルの制御方法を提供すること。【解決手段】容量可変型圧縮機1の容量を制御する容量制御弁5および電子膨張弁3を制御する電気信号を直接測定し、これから冷凍サイクル内の冷媒高圧側圧力と低圧側圧力との差圧と冷媒流量とを推定して冷凍サイクルのエネルギを、さらにエンジン回転数を利用することで、駆動トルクを推定する。これにより、最大冷力運転、最大効率運転、必要最小冷力運転などのエネルギ制御が可能になり、省燃費運転が可能になるとともに、アイドリング時、加速時など、エンジンの負担を軽減するようなエネルギ制御を可能にする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自動車用空調装置における冷凍サイクルの制御方法において、 冷凍サイクル内の冷媒高圧側圧力と低圧側圧力との差圧または冷媒流量を制御する外部第1の電気信号と、冷媒の通路の大きさを制御する外部第2の電気信号とから冷凍サイクル内の高圧側圧力と低圧側圧力との差圧および冷媒流量を推定するとともに、推定した前記差圧、前記冷媒流量およびエンジンの回転数とから圧縮機可変容量率および圧縮機の駆動トルクを推定し、 前記自動車用空調装置の起動時には、前記冷凍サイクルの冷力が最大に、自動車の定常走行時には、前記冷凍サイクルの効率が最大に、前記自動車の加速走行時には、前記圧縮機の駆動トルクが小さくなるように前記外部第1の電気信号および外部第2の電気信号を制御することを特徴とする冷凍サイクルの制御方法。
IPC (2件):
B60H1/32 ,  F25B1/00
FI (4件):
B60H1/32 624B ,  B60H1/32 623K ,  F25B1/00 361A ,  F25B1/00 371A
引用特許:
審査官引用 (11件)
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