特許
J-GLOBAL ID:200903011357126336

内燃機関用燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157938
公開番号(公開出願番号):特開平11-351105
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 噴孔面積を変えることのできる可変噴孔ノズルにおいて、ノズルニードル3のリフトの小さい時に第1噴孔11のみから確実な燃料噴射を行うことができ、且つ第2噴孔12から低い圧力の燃料が漏出することを防止することのできるインジェクタ1を提供する。【解決手段】 先端部にノズル本体2の摺動部10内を摺動自在に変位する突起部21を有するノズルニードル3と、コイルスプリング5を収容するスプリング室32と、摺動部10に設けられた第1、第2噴孔11、12とからインジェクタ1を構成した。そして、このインジェクタ1を、スプリング室32からノズルニードル3の外周に設けた燃料通路23を経て第1噴孔11のみに高圧燃料が供給されるように構成した。これにより、燃料通路23の通路面積を噴孔面積以上となるように大きなクリアランスに設定できる。
請求項(抜粋):
(a)先端に設けられた突起部、およびこの突起部よりも後端側に設けられて前記突起部よりも外径の大きい大径部を有するノズルニードルと、(b)内部を前記ノズルニードルの突起部が摺動する筒状の摺動部と、(c)この摺動部の先端側に設けられて、前記ノズルニードルが少し上昇した際に、内燃機関に高圧燃料を噴射するための第1噴孔と、(d)この第1噴孔よりも先端側に対して逆側の前記摺動部に設けられて、前記ノズルニードルが多く上昇した際に、前記内燃機関に高圧燃料を噴射するための第2噴孔と、(e)前記ノズルニードルを、前記突起部にて前記第1噴孔および前記第2噴孔を閉塞する閉弁方向に付勢するスプリングと、(f)前記ノズルニードルの大径部よりも後端側に設けられて、前記スプリングを収納するスプリング室とを備え、前記第1噴孔のみから高圧燃料を噴射する際に、前記スプリング室と前記第1噴孔付近とが同一圧力となる構造にしたことを特徴とする内燃機関用燃料噴射弁。
FI (2件):
F02M 69/00 320 D ,  F02M 69/00 350 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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