特許
J-GLOBAL ID:200903011374167810

試料の遠心分離による前処理方法および前処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤村 元彦 ,  北島 恒之
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-523840
公開番号(公開出願番号):特表2005-533641
出願日: 2003年07月04日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 比較的容易に確実且つ安価な手段によって遠心分離装置の平衡調整を実行し得る遠心分離機器を提供する。【解決手段】 前処理方法は、容器P内の試験管Tを検出し、遠心分離装置CEの予測可能な非平衡状態を検出し、不完全容器Pを内蔵する遠心分離装置CEの荷重のシミュレーションを実行し、不完全容器Pに欠けている試験管の本数に応じて平衡容器PE1,PE2を選択し、前記荷重の良好なバランスを得るべく内部に平衡容器PE1,PE2が配置される遠心分離装置CEの中のボートNAを決定し、当該ボートNA内に存在するであろう試料入り容器の代わりに容器Pを配置することで、遠心分離装置CEに平衡容器Pを案内する順番でシフトを起こし、遠心分離を実行して前記試料入り容器を自動分析装置AAに移送するときに保管領域に平衡容器PE1,PE2を戻す段階と、を備える。
請求項(抜粋):
自動分析装置(AA)に導入される前に容器(P)に収容された試験管(T)内の試料を遠心分離装置(CE)で遠心分離により前処理する方法であり、前記遠心分離装置は、垂直軸を持つ回転子と、前記回転子の外周部に傾斜可能に設けられた複数のボート(NA)とからなり、前記ボートはそれぞれ試料入り試験管(T)を含む容器(P)を収容可能である前処理方法であって、 前記容器(P)を前記遠心分離装置(CE)に搬入した時に前記容器(P)内の試験管(T)を検出する段階と、 前記遠心分離装置(CE)の予測可能な非平衡状態を検出し、空きがある不完全容器または奇数個の容器(P)に起因して前記非平衡状態を検出したときには、 前記不完全容器(P)を内蔵する遠心分離装置(CE)の荷重のシミュレーションを実行する段階と、 前記不完全容器(P)に欠けている試験管の本数に応じて平衡容器(PE1,PE2)を選択する段階と、 前記荷重の良好なバランスを得るように内部に前記平衡容器(PE1,PE2)が配置される遠心分離装置(CE)の中の前記ボート(NA)を決定する段階と、 当該ボート(NA)内に存在するであろう試料入り容器の代わりに前記容器(P)を配置することで、前記遠心分離装置(CE)に前記平衡容器(P)を案内する順番でシフトを起こす段階と、 遠心分離を実行して前記試料入り容器を前記自動分析装置(AA)に移送するときには保管領域に前記平衡容器(PE1,PE2)を戻す段階と、 を備えることを特徴とする前処理方法。
IPC (4件):
B04B9/14 ,  B04B11/00 ,  B04B13/00 ,  G01N35/02
FI (4件):
B04B9/14 ,  B04B11/00 A ,  B04B13/00 ,  G01N35/02 Z
Fターム (13件):
2G058BA06 ,  2G058CE01 ,  2G058CF09 ,  4D057AA03 ,  4D057AB01 ,  4D057AC01 ,  4D057AD01 ,  4D057AE13 ,  4D057BA24 ,  4D057BA27 ,  4D057BC03 ,  4D057CA00 ,  4D057CB00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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