特許
J-GLOBAL ID:200903011636878275
電気自動車の制動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-354657
公開番号(公開出願番号):特開平7-203602
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 電気自動車において回生制動を好適に行なってエネルギを効率良く回収すると共に、非回生輪の制動力とのバランスを取る。【構成】 ブレーキマスタシリンダ54からの油圧系統に油圧バルブ70を設け、バッテリECU94によりバッテリ48の充電状態を検出して、回生により前輪42,44に付与し得る最大回生制動力を演算する。ブレーキペダル52の踏込による要求制動力が最大回生制動力未満の場合には、回生によって制動力を賄い、要求制動力が最大回生制動力以上となった場合には、油圧バルブ70を制御して前後輪にブレーキマスタシリンダ54の油圧を配分し、両輪の制動力の配分を適正に制御する。制動力の適正な配分のために、後輪72,74の摩擦制動力を急激に立ち上げたり、前輪42,44の摩擦制動力の立ち上がりを遅らせるといった制御を行なう。
請求項(抜粋):
要求制動力に基づいて、車両各車輪に制動力を加える電気自動車の制動装置であって、車載のモータによる回生を用いて車輪の少なくとも一つに回生制動力を付与可能な回生制動力付与手段と、該回生による制動を加える回生輪および回生による制動を加えない非回生輪に、摩擦による制動力を独立に付与可能な摩擦制動力付与手段と、要求制動力が前記回生制動力付与手段により付与可能な最大制動力未満の場合には、前記回生制動力付与手段により回生輪を制動する回生輪制動手段と、前記要求制動力が前記最大制動力を越えた場合には、前記回生による制動力を考慮して、前記回生輪と前記非回生輪との制動力の配分比を理想配分に近づけて決定する制動力配分比決定手段と、該決定した配分比に基づいて、前記回生輪および非回生輪に、摩擦による制動力を前記摩擦制動力付与手段により付与する制動力制御手段とを備えた電気自動車の制動装置。
IPC (2件):
引用特許: