特許
J-GLOBAL ID:200903011721657865

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144249
公開番号(公開出願番号):特開平9-326963
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】従来、露光時間に比例した光量が照射される光源下で、露光量の異なる2つの画像の撮像は、露光時間に依存していたが、光源にストロボ等の短時間発光を用いると、各画像の露光量は露光時間に比例せず、短時間発光の総光量に依存するため、ダイナミックレンジを拡大した画像は得られなかった。【解決手段】本発明は、光電変換し任意蓄積時間の電荷を排出可能な固体撮像素子3と、排出された信号に所定処理を施した画像データを記憶するフィールドメモリ6と、1フィールド前の画像と新たな撮像素子3からの画像との画像合成を行う画像合成部7と、ストロボ20とを有し、ストロボ等の短時間発光で撮像した場合でも、露光量の異なる2つの画像を得て、画像合成により適正な広いダイナミックレンジの画像を生成する撮像装置である。
請求項(抜粋):
自己の撮像視野に対応した画像信号を得るための撮像素子と、上記撮像素子に対し当該撮像視野のうち相対的に低輝度である部分の撮像を賄うべく相対的に長い第1の時間区間に亘って実効的な露光を与え、且つ、上記撮像視野のうち相対的に高輝度である部分の撮像を賄うべく上記第1の時間区間に隣接する相対的に短い第2の時間区間に亘って実効的な露光を与えるように該撮像素子に対する実効的な露光時間を制御する露光時間制御手段と、上記撮像素子に対する上記第2の時間区間に対応して得られる第1の撮像信号のデータに基づいて相対的に低輝度である部分の画像が表わされ、且つ上記第2の時間区間に対応して得られる第2の画像信号のデータに基づいて、相対的に高輝度である部分の画像が表わされるようにして上記第1の画像信号のデータおよび、第2の撮像信号のデータに基づいて1つの画像を表わす画像データを合成する合成手段と、発光の形態を制御可能な閃光発光手段と、上記第1の時間区間およぴ第2の時間区間でそれぞれ上記閃光発光手段を発光せしめるときに該第2の時間区間における総露光量が該第1の時間区間における総露光量を越えないように該閃光発光手段の発光の形態を制御するための発光御手段と、を備えてなることを特徴とする撮像装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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