特許
J-GLOBAL ID:200903012317879125

変速比無限大無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-279993
公開番号(公開出願番号):特開2002-089654
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 無段変速機出力軸に生じるスラスト力を低減して、変速機の耐久性の向上と小型化の推進を図る。【解決手段】 無段変速機出力軸4の一端にハスバ歯車の一定変速機構出力ギア3bを設けるとともに、動力循環モードの前進時には、この一定変速機構出力ギア3b側から見た無段変速機出力軸4の回転方向を時計回りとし、一定変速機構出力ギア3b側から見た無段変速機出力軸4上の各ハスバ歯車の歯すじを、サンギア5aが右ねじれ、リングギア5cが左ねじれ、一定変速機構出力ギア3bが左ねじれ、変速機出力ギア7が左ねじれ、ギア4aが右ねじれに設定される。
請求項(抜粋):
ユニット入力軸にそれぞれ連結された無段変速機構及び一定変速機構と、前記ユニット入力軸と平行して配置されるとともに、前記無段変速機構の出力側と歯合するギアを備えた無段変速機出力軸と、前記無段変速機出力軸と同軸的に配設されて相対回転自在なユニット出力軸と、前記無段変速機出力軸と同軸的に配設されて相対回転自在な一定変速機構出力ギアと、前記無段変速機出力軸に連結したサンギアと、シングルピニオンで構成されて前記一定変速機構出力ギアに連結したキャリアと、前記ユニット出力軸に連結したリングギアと、からなる遊星歯車機構と、前記ユニット出力軸に配設されて差動装置側のギアと歯合する変速機出力ギアと、前記ユニット入力軸からキャリアを介して変速機出力ギアに至る伝達経路の途中に介装された動力循環モードクラッチと、前記遊星歯車機構のサンギア、キャリア、リングギアのうちの2つの要素の間に介装された直結モードクラッチと、前記無段変速機出力軸を軸支するとともに、スラスト力を支持する軸受とを備え、前記無段変速機構の出力側と歯合する無段変速機出力軸のギア、一定変速機構、遊星歯車機構及び変速機出力ギアはそれぞれハスバ歯車で構成されており、動力循環モードクラッチを締結する一方、直結モードクラッチを解放した動力循環モードのときには、無段変速機出力軸上に配置された一定変速機構出力ギア、変速機出力ギア、リングギア及び無段変速機構の出力側と歯合する無段変速機出力軸のギアが発生するスラスト力のうち、少なくともひとつが異なる方向となるように前記ハスバ歯車の歯すじのねじれ方向をそれぞれ設定したことを特徴とする変速比無限大無段変速機。
FI (2件):
F16H 37/02 R ,  F16H 37/02 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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