特許
J-GLOBAL ID:200903012562160519

木造軸組構造体の仕口ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-047657
公開番号(公開出願番号):特開2003-247269
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 仕口部の変形度合とエネルギー吸収性能の保持の必要性の関係を理論的に解明することで、余分な補強を不要にしてコストダウン及び軽量化を図りつつ、通常変形時のダンパー性能を十分かつ安定よく発揮できるようにする。【解決手段】 一方の硬質板2の第1側辺部2aと他方の硬質板4の第1側辺部4aとの間及び他方の硬質板4の第2側辺部4bと一方の硬質板2の第2側辺部2bとの間に、硬質板2の第1側辺部2aの最外端角部分2eと硬質板4の第1側辺部4aの最内端角部分4eを結ぶ線の取付部1に対する角度(tanδ1)及び硬質板2の第2側辺部2bの最内端角部分2fと硬質板4の第2側辺部4bの最外端角部分4fとを結ぶ線の取付部3に対する角度(tanδ2)が(1/15)〜(1/4)の範囲になるような間隔D1,D2が設けられている。
請求項(抜粋):
木造軸組構造の仕口部を構成する柱及び横架材への取付部を有する2枚以上の硬質板の隣接間に粘弾性特性を有するエネルギー吸収材を挟み込んでなる木造軸組構造体の仕口ダンパーにおいて、横架材または柱に取り付けられる一方の硬質板の横架材または柱の側面に沿う第1側辺部と柱または横架材に取り付けられる他方の硬質板の横架材または柱の側面に沿う第1側辺部との間及び柱または横架材に取り付けられる他方の硬質板の柱または横架材の側面に沿う第2側辺部と一方の硬質板の柱または横架材の側面に沿う第2側辺部との間に、一方の硬質板の第1側辺部で柱または横架材の側面からの距離が最も大きい角部分と他方の硬質板の第1側辺部で柱または横架材の側面からの距離が最も小さい角部分とを結ぶ線の横架材または柱の側面に対する角度(tanδ)及び一方の硬質板の第2側辺部で横架材または柱の側面からの距離が最も小さい角部分と他方の硬質板の第2側辺部で横架材または柱の側面からの距離が最も大きい角部分とを結ぶ線の柱または横架材の側面に対する角度(tanδ)が(1/15)〜(1/4)の範囲になるような間隔をそれぞれ設けていることを特徴とする木造軸組構造体の仕口ダンパー。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58 506
FI (2件):
E04B 1/26 F ,  E04B 1/58 506 L
Fターム (20件):
2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG20 ,  2E125BA54 ,  2E125BB04 ,  2E125BB11 ,  2E125BB22 ,  2E125BC02 ,  2E125BC05 ,  2E125BC09 ,  2E125BD00 ,  2E125BD01 ,  2E125BD06 ,  2E125BE02 ,  2E125BE08 ,  2E125BF06 ,  2E125BF08 ,  2E125CA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 木造家屋の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-335378   出願人:株式会社鴻池組
  • 粘弾性ダンパー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-280828   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • 筋交い金物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-052527   出願人:住友林業株式会社
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