特許
J-GLOBAL ID:200903012763251229
電子制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-081661
公開番号(公開出願番号):特開2006-268107
出願日: 2005年03月22日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 複数マイコンが直列接続された電子制御装置において、先頭マイコン以下の後続マイコンとして、受信処理能力の低い安価なマイコンを用いても、外部装置からの入力データを受け付ける先頭マイコンから、後続マイコンに書込対象データを転送し、後続マイコンのROMに記録されたデータを正常に更新できるようにする。【解決手段】 外部装置に接続される第一マイコンは、後続の第二マイコンに対する書込対象データを、外部装置から受信すると、これを変換した後、自身内蔵のRAMに保存して(S920)、一旦、書込対象データ全てをRAMに記録する。その後、第一マイコンは、第二マイコンに対して書換コマンドを入力すると共に(S955)、第二マイコンからハンドシェイク信号を受信する度に、RAMに蓄積した書込対象データを、第二マイコンが一度に受信可能なNMバイト分ずつ、第二マイコンに送信する(S965)。【選択図】 図12
請求項(抜粋):
第一及び第二のマイクロコンピュータを備え、
前記各マイクロコンピュータは、データ書換可能な不揮発性メモリを内蔵すると共に、通信ラインに接続された通信回路を内蔵し、前記内蔵の不揮発性メモリが記憶するデータに基づく処理を実行する構成にされると共に、前記内蔵の通信回路を介して、自身宛の書込対象のデータを受信すると、前記書込対象のデータを、前記内蔵の不揮発性メモリに書き込み、前記不揮発性メモリが記憶するデータを更新する構成にされた電子制御装置であって、
前記第一のマイクロコンピュータは、
前記内蔵の通信回路として、外部装置に繋がる外部通信ライン及び前記第二のマイクロコンピュータに繋がる内部通信ラインに接続された通信回路を有すると共に、
前記内蔵の通信回路が受信したデータを、内蔵の揮発性メモリに蓄積する蓄積手段と、
前記内蔵の通信回路が前記外部装置から前記第二のマイクロコンピュータ宛のデータを受信すると、前記揮発性メモリに蓄積された前記第二のマイクロコンピュータ宛のデータを、前記第二のマイクロコンピュータの受信処理能力に合わせて、前記内蔵の通信回路を介し、前記第二のマイクロコンピュータに送信する転送手段と、
を備え、
前記第二のマイクロコンピュータは、前記内蔵の通信回路として、前記第一のマイクロコンピュータに繋がる内部通信ラインに接続された通信回路を有し、この通信回路を介して、前記第一のマイクロコンピュータから、前記外部装置から送信された自身宛の書込対象のデータを受信することを特徴とする電子制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F15/78 510D
, G06F15/78 510A
, G06F9/06 630A
Fターム (4件):
5B062EE09
, 5B062EE10
, 5B076EB03
, 5B176EB03
引用特許:
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