特許
J-GLOBAL ID:200903012895290185

吸水剤およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-272485
公開番号(公開出願番号):特開2005-111474
出願日: 2004年09月17日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 優れたゲル特性を有し、紙おむつ等の衛生材料の吸水体に使用された場合、優れた性能を示す吸水剤およびその製法を提供する。また、高い液体保持能力を有して、かつゲル強度が高い吸水性樹脂であって、通液性を向上させるために用いる液透過性向上剤の使用量を低減した、安全でかつ高い通液性を有する吸水剤を提供する。【解決手段】 本発明の吸水剤は、特定の粒度分布、特定のCRCs、特定のAAPs、そして特定の化学架橋指数(または加圧下化学架橋指数)を有する。また、その製法は、特定の重合方法により得られた高度に架橋されてかつ、保持容量が高く、ゲル層膨潤圧が35.0kdyne/cm2以上である吸水性樹脂を、さらに特定の粒度分布(850μm未満で106μm以上の粒子が全体の95重量%以上、粒度分布の対数標準偏差(σζ)が0.25〜0.45)に制御した後、表面架橋を行い、液透過性向上剤を混合する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
アクリル酸およびその塩を含む単量体を重合して得られる架橋構造を有する吸水性樹脂が表面架橋された吸水性樹脂粒子を主成分とする吸水剤であって、 該吸水剤が、下記(a)〜(e)の要件を満たす吸水剤。 (a)850μm未満で150μm以上の粒子が全体の90重量%以上 (b)粒度分布の対数標準偏差(σζ)が0.25〜0.45 (c)0.9重量%食塩水の加圧下吸収倍率(AAPs)が20g/g以上 (d)0.9重量%食塩水の吸収倍率(CRCs)が29g/g以上、39g/g未満の範囲 (e)以下の式1で表される化学架橋指数が160以上 化学架橋指数=(CRCs)/(CRCdw)×1000 (式1) CRCs(g/g):0.9重量%食塩水の吸収倍率 CRCdw(g/g):純水の吸収倍率
IPC (4件):
B01J20/26 ,  A61F5/44 ,  A61F13/49 ,  A61F13/53
FI (4件):
B01J20/26 D ,  A61F5/44 H ,  A41B13/02 D ,  A61F13/18 307A
Fターム (19件):
3B029BA18 ,  4C003AA23 ,  4C098AA09 ,  4C098CC01 ,  4C098DD05 ,  4C098DD27 ,  4G066AA50B ,  4G066AC17B ,  4G066AC35B ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066BA28 ,  4G066BA38 ,  4G066BA50 ,  4G066CA43 ,  4G066DA13 ,  4G066EA05 ,  4G066FA07 ,  4G066FA31
引用特許:
出願人引用 (14件)
  • 特開平2-255804号公報(平成2年10月16日公開)
  • 国際公開00/53644号パンフレット(平成12年9月14日公開)
  • 国際公開98/48857号パンフレット(平成10年11月5日公開)
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審査官引用 (7件)
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