特許
J-GLOBAL ID:200903013016801690

産業用燃焼設備を利用した廃液の焼却処理方法および混合液体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-032822
公開番号(公開出願番号):特開2003-240220
出願日: 2002年02月08日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】ダイオキシンの発生を防止する産業用燃焼設備を利用した廃液の焼却処理方法および混合液体を提供することにある。【解決手段】適用前検討項目171、適用前提条件項目172、および適用検討項目173を検討し、その後適用後運用項目174および適用後確認項目175を行うことにより、ダイオキシンの発生する環境を排除していくので、ダイオキシンの発生を防止する産業用燃焼設備を利用した廃液の焼却処理方法とすることができる。
請求項(抜粋):
液体燃料を燃焼させる燃焼手段を持つ産業用燃焼設備を利用し、当該燃料中に、廃液を混合分散させて焼却処理する時、焼却処理しようとする廃液の廃液種の検討、組成と物性、混合特性の調査を予めして、合理的な前処理手段において適用可能な産業用燃焼設備の選定を行う適用前検討項目と、当該燃焼設備の燃焼炎の状態及び排ガス組成が、当該設備において、理想的状態を示している燃焼範囲内である適用前提条件項目と、廃液の前処理手段、廃液の注入方法、廃液の混合方法、燃焼設備の空燃比制御方法、燃焼装置最適化、低NOx手段、添加剤の有無と種類、水エマルジョン燃焼の併用の要否を複合的に調整する適用検討項目とを検討し、廃液や添加剤等の注入率や注入率の変化率を調整し、排ガス中の酸素濃度の正規範囲からの逸脱を防止し、理想的燃焼状態を疑う事象の無い理想的燃焼状態を維持し、燃焼手段への障害を防止し、燃焼後の残渣成分による産業用燃焼設備の障害を防止し、廃液組成に伴う煤煙濃度の変化を規制値以内に抑制することと、前記適用前検討項目、適用前提条件項目、適用検討項目が正常範囲を逸脱した場合に、注入を停止させるか、または、その逸脱を補正できる注入率に調整する適用後運用項目を行い、後処理によるダイオキシン類対策手段が無いか、若しくはその手段前において、排ガス中のダイオキシン類濃度を、その産業用燃焼設備がその対象となる燃料油を燃焼させた場合に期待される濃度レベルに抑制すること、NOxや煤塵発生量、廃液を燃焼させる事により起因するハロゲンや重金属類も当該産業用燃焼設備に許容される範囲内で運転管理可能なことを確認する適用後確認項目を行うことを特徴とする産業用燃焼設備を利用した廃液の焼却処理方法。
IPC (3件):
F23G 7/04 603 ,  C02F 1/02 ,  F23G 5/50
FI (3件):
F23G 7/04 603 A ,  C02F 1/02 A ,  F23G 5/50 Q
Fターム (13件):
3K062AA24 ,  3K062AB01 ,  3K062AC06 ,  3K062BA02 ,  3K062BB01 ,  3K062BB04 ,  3K062CB08 ,  3K062DA21 ,  3K062DA25 ,  3K062DA26 ,  3K062DB01 ,  4D034AA11 ,  4D034CA02
引用特許:
出願人引用 (20件)
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審査官引用 (33件)
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