特許
J-GLOBAL ID:200903013105559810

車両の操舵システムの制御方法及び制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀谷 美明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095397
公開番号(公開出願番号):特開平10-329746
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 必要に応じて適切な操舵介入を行う操舵システムの制御方法及び制御機構を提供する。【解決手段】 本発明が適用される操舵システムは,操舵可能な車輪と,アクチュエータと,アクチュエータで生じる付加操舵動作を車両の運転者からの操舵動作に重畳して車輪の操舵動作を生成する重畳トランスミッションとを有する。かかる操舵システムのアクチュエータを制御する制御系では,車両制動圧力PvrとPvlとの差Δpと,ブレーキランプの操作とからμスプリット制動が認識される。そして,μスプリット制動であると認識された場合には,信号Sによってスイッチ615がオンされ,ヨー角速度ωとその目標値ωsollとに基づいて付加操舵角度の目標値δMsollが形成される。かかる目標値δMsollに従って,アクチュエータから重畳トランスミッションに供給する付加操舵角度を調整して,必要な時に適切な操舵介入が可能になる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの操舵可能な車輪と,アクチュエータと,前記アクチュエータからもたらされる第1の動作(δM)を車両の運転者からもたらされる第2の動作(δL)に重畳して前記車輪の操舵動作を生成する重畳トランスミッションとを有する車両の操舵システムの制御方法であって;-前記車両のヨー運動を表わすヨー量が検出される段階と,-前記車両に所定の走行状態が存在する場合には,検出された前記ヨー量に従って制御信号が形成される段階と,-形成された前記制御信号によって前記アクチュエータが駆動されて,前記第1の動作が生成される段階と,-前記車両の制動状態を表わす制動量が検出される段階と,-検出された前記制動量に従って前記車両の走行状態が求められる段階とを,含むことを特徴とする,制御方法。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-344953   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両のパワーステアリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-328192   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両用操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-193636   出願人:本田技研工業株式会社
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