特許
J-GLOBAL ID:200903013257624250
受信装置及び受信方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-037968
公開番号(公開出願番号):特開2005-229466
出願日: 2004年02月16日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】 伝達特性の推定精度が高く、かつ信号復調時における誤り率の少ない受信装置および受信方法を提供する。【解決手段】 OFDMシンボル空間内に配置されたパイロットキャリアの検波信号毎にその伝達関数を算出し、該伝達関数をインパルス遅延時間とシンボル周波数とについて2次元フーリエ変換を施して2次元データ空間を生成する。該2次元データ空間の所定領域をフィルタ抽出領域で抽出して該抽出領域に含まれるデータについてキャリア周波数とシンボル時間とについて2次元逆フーリエ変換を施して推定伝達関数を生成する。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
複数のキャリアを送信データに基づいて直交変調することにより生成した伝送シンボルを伝送単位として特定既知の複素振幅を持つパイロット信号が前記伝送シンボル内の所定のキャリアに重畳されたOFDM信号を受信し、連続する複数の前記伝送シンボルに含まれるキャリア群を検波して得た受信信号をキャリア周波数とシンボル時間に対応した2次元空間上の2次元データ領域内に配置する信号検波部と、
前記2次元データ領域内に配置されたパイロット信号に基づいて前記受信信号の各々に対する受信信号伝達特性を推定する伝達特性推定部と、
前記受信信号及び前記受信信号伝達特性に基づいて前記送信データを復号するデータ復号部と、を含む受信装置であって
前記伝達特性推定部は、
前記2次元データ領域内に配置されたパイロット信号に対するパイロット信号伝達特性を算出する算出手段と、
前記パイロット信号伝達特性について2次元フーリエ変換を施して、伝送路遅延時間と伝送路変動周波数に対応した2次元空間上の2次元フーリエ変換データを生成する変換手段と、
前記2次元フーリエ変換データのうちフィルタ抽出領域よって規定される特定領域内のデータ群を選択抽出するフィルタ手段と、
該選択抽出されたデータ群に対して2次元逆フーリエ変換を施して、キャリア周波数とシンボル時間に対応した2次元空間上の2次元逆フーリエ変換データを生成し、該生成されたデータに基づいて前記受信信号伝達特性を生成する生成手段と、を含むことを特徴とする受信装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5K022DD01
, 5K022DD13
, 5K022DD18
, 5K022DD19
, 5K022DD31
, 5K022DD34
, 5K022DD42
引用特許: