特許
J-GLOBAL ID:200903013364354800

燃料蒸発ガスパージシステムのリーク診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-055981
公開番号(公開出願番号):特開2001-041116
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 燃料蒸発ガス発生量と燃料残量の影響を考慮して燃料蒸発ガスパージシステムのリーク診断の判定条件を補正してリーク診断精度を向上させる。【解決手段】 リーク診断時に、パージ制御弁を開弁して燃料タンク内に吸気管負圧を導入し、燃料タンク内圧が所定負圧に低下するまでに要した負圧導入時間Txをリーク診断時の燃料蒸発ガス発生量の代用情報として計測する。この負圧導入時間Txと燃料タンク内の燃料残量(フューエルセンサの出力値等)に応じてマップ等によりリーク判定条件の補正係数を算出し、この補正係数で補正したリーク判定条件を用いて燃料タンク内圧の変化量ΔP1 ,ΔP2 からリークの有無を判定する。これにより、リーク診断時の燃料蒸発ガス発生量と燃料残量に応じた適正なリーク判定条件でリークの有無を精度良く診断でき、リーク診断時の燃料蒸発ガス発生量や燃料残量の違いによるリークの誤診断を防止できる。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通する通路に、前記燃料タンク内の燃料が蒸発して生じた燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、このキャニスタから前記吸気管への燃料蒸発ガスのパージを制御するパージ制御弁とを設け、リーク診断時に少なくとも前記燃料タンクと前記キャニスタとを含むパージ系内に所定の圧力を導入して密閉した時の該パージ系の圧力又はその後の圧力変化量を検出してその検出値に基づいて前記パージ系のリークの有無を診断するリーク診断手段を備えた燃料蒸発ガスパージシステムのリーク診断装置において、前記パージ系内に所定の負圧を導入するのに要する負圧導入時間又は負圧導入時の所定時間当たりの圧力変化量又は圧力変化率(以下これらを「負圧導入速度」という)を計測する負圧導入速度計測手段と、前記燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出手段とを備え、前記リーク診断手段は、前記パージ系のリークの有無を診断する際の判定条件を、前記負圧導入速度と前記燃料残量とに基づいて補正することを特徴とする燃料蒸発ガスパージシステムのリーク診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 364
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02D 45/00 301 L ,  F02D 45/00 364 L
Fターム (6件):
3G084BA27 ,  3G084DA27 ,  3G084EA11 ,  3G084EB08 ,  3G084FA00 ,  3G084FA11
引用特許:
審査官引用 (6件)
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