特許
J-GLOBAL ID:200903013497598745

送信増幅器の非線形歪補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230845
公開番号(公開出願番号):特開平11-074806
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 送信増幅器の非線形特性を確実に補償することができる送信増幅器の非線形歪補償回路を提供する。【解決手段】 送信信号をガードタイムの間隔をおいて間欠的に送信する送信増幅器7を備えた送信機において、教師信号発生器3aはガードタイムの期間中に経過時間に比例して増大する電力を有する教師信号を発生して送信増幅器7に出力し、方向性結合器8はガードタイムの期間中に送信増幅器7から出力される信号を検出し、除算器15は教師信号を検出された信号で除算してその誤差データを出力し、テーブルRAM11は誤差データを経過時間に比例するアドレスに非線形歪補償のための係数データとして記憶する。電力検出器12は送信期間中に送信すべき送信信号の電力を検出し、乗算器4は検出された電力をアドレスとしてテーブルRAM11に入力して読み出された係数データを送信すべき送信信号に乗算して非線形歪補償処理を行って送信増幅器7に出力する。
請求項(抜粋):
時分割多重方式で送信信号を、ガードタイムの間隔をおいて間欠的に送信する送信増幅器を備えた送信機のための送信増幅器の非線形歪補償回路であって、上記ガードタイムの期間中に、経過時間に比例して増大した後低下する電力を有する教師信号を発生して送信増幅器に出力する信号発生手段と、上記ガードタイムの期間中に、上記送信増幅器から出力される信号を検出する信号検出手段と、上記信号発生手段から発生される教師信号を、上記信号検出手段によって検出された信号で除算して、除算結果の誤差データを出力する比較手段と、上記比較手段から出力される誤差データを、上記経過時間に比例するアドレスに、上記送信増幅器の非線形歪補償のための係数データとして記憶する記憶手段と、上記ガードタイムとは異なる送信期間中に、送信すべき送信信号の電力を検出する電力検出手段と、上記電力検出手段によって検出された送信信号の電力をアドレスとして上記記憶手段に入力して、当該アドレスから読み出された上記送信増幅器の非線形歪補償のための係数データを、上記送信すべき送信信号に乗算することにより、上記送信増幅器の非線形歪補償処理を行って、乗算結果の信号を上記送信増幅器に出力する乗算手段とを備えたことを特徴とする送信増幅器の非線形歪補償回路。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H03F 1/32 ,  H03G 3/30
FI (3件):
H04B 1/04 R ,  H03F 1/32 ,  H03G 3/30 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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