特許
J-GLOBAL ID:200903013547348745

光学多層膜ミラーおよびそれを備えたファブリペロー干渉計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-319779
公開番号(公開出願番号):特開2008-134388
出願日: 2006年11月28日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】高反射帯域が広い光学多層膜ミラーおよびそれを備えたファブリペロー干渉計を提供する。【解決手段】第2、第4高屈折率膜5、9の壁面、つまり第1、第2低屈折率層4、8を貫通して第2、第4高屈折率膜5、9のうち第1、第2低屈折率層4、8の上面を覆う部分を支えるような補強部を設ける。これにより、第1、第2低屈折率層4、8の機械的な強度が不足しても、それにより第2、第4高屈折率膜5、9が反る等の問題が発生しなくなる。したがって、第1〜第4高屈折率膜3、5、7、9や第1、第2低屈折率層4、8の材料の選択により、高n比を達成した場合にも、第2、第4高屈折率膜5、9が反る等の問題が発生しないため、高反射帯域が広い光学多層膜ミラーを備えたファブリペロー干渉計とすることが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板(1)上に下側ミラー(M1)が配置されると共に、該下側ミラーと対応する位置において、該下側ミラーからギャップ(Ag)を介して配置された上側ミラー(M2)とを有してなる光学多層膜ミラーであって、 前記下側ミラーは、前記基板の上に形成された第1屈折率の第1高屈折率膜(3)と、前記第1高屈折率膜のうち該下側ミラーと対応する場所に配置され、前記第1屈折率よりも低い第2屈折率の第1低屈折率層(4)と、前記第1低屈折率層を覆うように形成された第2高屈折率膜(5)とを有すると共に、前記第1低屈折率層を貫通して前記第1高屈折率膜まで達し、前記第2高屈折率膜のうち前記第1低屈折率層の上面を覆う部分を支える補強部(5a、30)を有して構成され、 前記上側ミラーは、前記基板の上に形成された第1屈折率の第3高屈折率膜(7)と、前記第3高屈折率膜のうち該上側ミラーと対応する場所に配置され、前記第2屈折率の第2低屈折率層(8)と、前記第2低屈折率層を覆うように形成された第4高屈折率膜(9)とを有すると共に、前記第2低屈折率層を貫通して前記第3高屈折率膜まで達し、前記第4高屈折率膜のうち前記第2低屈折率層の上面を覆う部分を支える補強部(9a、31)を有して構成されていることを特徴とする光学多層膜ミラー。
IPC (3件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26 ,  G01J 3/26
FI (3件):
G02B5/28 ,  G02B5/26 ,  G01J3/26
Fターム (17件):
2G020AA03 ,  2G020CA12 ,  2G020CB06 ,  2G020CC23 ,  2H048FA05 ,  2H048FA07 ,  2H048FA09 ,  2H048FA12 ,  2H048FA24 ,  2H048GA07 ,  2H048GA14 ,  2H048GA24 ,  2H048GA32 ,  2H048GA48 ,  2H048GA51 ,  2H048GA60 ,  2H048GA61
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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