特許
J-GLOBAL ID:200903013668046797

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-174104
公開番号(公開出願番号):特開2001-355414
出願日: 2000年06月09日
公開日(公表日): 2001年12月26日
要約:
【要約】【課題】 エンジンを始動するときに駆動側回転体に対し従動側回転体を中簡位置に保持し、エンジン始動中の摺動部の焼き付きを防止し、打音の発生を防止するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 切換弁212のリニアソレノイド215に供給する電流値を制御することによりスプール213が移動し、弁部213a、213b、213c、213dのいずれかが選択される。選択される弁部により切換弁212に接続している油路同士の連通状態が決定される。弁部213dが選択されると、進角油圧室54に作動油を供給しながら進角室54から作動油を排出するとともに、遅角油圧室51から作動油を排出する。進角油圧室54に作動油が充填されるものの、進角油圧室54の油圧は低い。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、前記従動軸とともに回転する従動側回転体であって、前記駆動側回転体および前記従動側回転体の一方に形成した収容室に収容されている他方の回転体のベーンが前記収容室を仕切って形成した遅角室および進角室の流体圧力により所定角度範囲に限り前記駆動側回転体に対し相対回動駆動される従動側回転体と、前記駆動側回転体と前記従動側回転体とにそれぞれ設けられ、所定角度範囲の周方向両端の間において前記駆動側回転体に対し前記従動側回転体が中間位置にあるとき互いに当接することにより前記駆動側回転体に対する前記従動側回転体の相対回動を拘束する当接部および被当接部、ならびに前記被当接部に当接する方向に前記当接部を付勢する当接付勢手段を有する拘束手段と、前記進角室に流体を供給可能または前記進角室から流体を排出可能な進角流路と流体供給源またはドレインとの接続、ならびに前記遅角室に流体を供給可能または前記遅角室から流体を排出可能な遅角流路と前記流体供給源または前記ドレインとの接続を切り換える切換手段とを備え、前記切換手段は、前記進角流路と前記流体供給源、ならびに前記進角流路と前記ドレインとを同時に接続可能であることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F01M 9/10 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F01M 9/10 A ,  F02D 13/02 G
Fターム (35件):
3G013BC11 ,  3G013BD38 ,  3G013BD48 ,  3G018AB11 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA60 ,  3G018DA70 ,  3G018EA21 ,  3G018EA31 ,  3G018EA32 ,  3G018FA04 ,  3G018FA08 ,  3G018GA02 ,  3G018GA11 ,  3G018GA17 ,  3G018GA23 ,  3G018GA32 ,  3G018GA38 ,  3G092AA11 ,  3G092DA09 ,  3G092DF04 ,  3G092DG05 ,  3G092DG09 ,  3G092EA03 ,  3G092EA04 ,  3G092FA11 ,  3G092FA14 ,  3G092FA31 ,  3G092FA38 ,  3G092GA01 ,  3G092HE01Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE09Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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