特許
J-GLOBAL ID:200903013747838887

画像の濾波方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355626
公開番号(公開出願番号):特開平10-214339
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】画像タイプに応じた画像の鮮鋭化をおこなう。【解決手段】画像タイプの選択に応じて、2値画像に対しては、一様な濾波が画像の全ての領域に適用される。2値画像以外の画像に対しては、鮮鋭化の程度が画素ごとに輝度すなわち画素値の関数になる。各画素に関して、中央フィルタ係数および正規化除数が輝度の関数になる。輝度の低い画素を比較的弱く濾波するか、または濾波しない。すなわち、暗領域の画素の場合は、隣接する画素の影響は比較的小さい。輝度の高い画素を比較的強く濾波する。たとえば輝度の範囲は複数の帯域に分割され、各帯域ごとにフィルタが異なる。その結果得られる画像は、視覚的に鮮鋭になり、画像の暗領域への悪影響もほとんどない。
請求項(抜粋):
光の強度値をしめす画素値を有する画素からなる画素配列を備える画像を空間的に濾波するために、(a)画像タイプを決定する工程と(b)画像タイプが2値画像である場合に、固定空間フィルタを画素配列の画素値に適用する工程と、(c)画像が2値画像以外である場合に、(c1)少なくとも第1の閾値範囲および第2の閾値範囲を規 定する亜工程と、(c2)画素値を読み取る亜工程と、(c3)該画素値が第1の閾値範囲内にある場合に、第1中央フィルタ係数を有する可変空間フィルタを画素値に適用する亜工程と、(c4)画素値が第2の閾値範囲内にある場合に、第2中央フィルタ係数を有する可変空間フィルタを画素値に適用する亜工程と、(c5)画素配列中の全ての画素について亜工程(c2)から 亜工程(c4)までを繰り返えし適用する亜工程とを含む、可変空間フィルタを画素配列の画素の画素値に適用する工程と、を含む、画像の濾波方法。
IPC (4件):
G06T 5/20 ,  H04N 1/409 ,  H04N 5/208 ,  H04N 9/68 103
FI (4件):
G06F 15/68 400 A ,  H04N 5/208 ,  H04N 9/68 103 Z ,  H04N 1/40 101 D
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 画像鮮鋭化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-351390   出願人:大日本印刷株式会社
  • 特開平1-117570
  • 特開平4-329485
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