特許
J-GLOBAL ID:200903013788134550

周波数補間システム、周波数補間装置、周波数補間方法及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 芦田 哲仁朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-259745
公開番号(公開出願番号):特開2002-073096
出願日: 2000年08月29日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】【課題】 原信号の一部帯域内のスペクトル成分を抑圧したものを表す信号からも、当該帯域のスペクトル成分をもとより含まない原信号を表す信号からも、原信号に近い信号を復元できるようにし、あるいはオーディオ信号を高音質で復元するための周波数補間装置等を提供することである。【解決手段】 圧縮対象のPCM信号の高域成分の有無が高域検出部1により検出され、一方このPCM信号は音声圧縮部2により圧縮され、高域検出部1の検出結果を示す外部データと共に出力される。圧縮されたPCM信号は音声伸長部3により伸長される。そして、外部データが高域成分の不存在を示していれば伸長されたPCM信号は出力信号となり、高域成分の存在を示していれば、周波数補間部4によりスペクトル成分が追加され、補間後のスペクトルを有する出力信号が生成される。
請求項(抜粋):
変換する対象の原信号を取得し、取得した原信号のスペクトルが所定の被補間帯域に含まれているか否かを表す判別用データを生成する判別用データ生成手段と、前記原信号を取得して所定の変換を施すことにより、補間される対象である被補間信号を生成する信号変換手段と、前記被補間信号及び前記判別用データを取得するデータ取得手段と、前記判別用データが、前記原信号のスペクトルが前記被補間帯域に含まれていることを表すか否かを判別し、表さないと判別したとき、前記データ取得手段が取得した被補間信号を外部に出力する判別手段と、前記判別手段が、前記判別用データが前記原信号のスペクトルが前記被補間帯域に含まれていることを表すと判別したとき、前記データ取得手段が取得した被補間信号を取得し、当該被補間信号のスペクトルを表すスペクトル信号を生成するスペクトル分布生成手段と、前記スペクトル信号が表す被補間信号のうち、スペクトルの分布に互いに相関関係がある複数の補間用帯域を抽出する相関部分抽出手段と、前記スペクトル信号が表すスペクトルの包絡線を表す包絡線情報を抽出する包絡線抽出手段と、前記被補間帯域内のスペクトルの分布が前記補間用帯域のいずれかの内のスペクトルの分布と実質的に同一となり、当該被補間帯域内のスペクトルの強度が前記包絡線情報が示す包絡線により表される強度に実質的に等しくなるような信号を前記被補間信号に追加して出力する補間手段と、を備える、ことを特徴とする周波数補間システム。
IPC (3件):
G10L 19/02 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 M
Fターム (10件):
5D045DA20 ,  5J064AA01 ,  5J064BA01 ,  5J064BB04 ,  5J064BC02 ,  5J064BC11 ,  5J064BC14 ,  5J064BC18 ,  5J064BC27 ,  5J064BD03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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