特許
J-GLOBAL ID:200903013789129118

ホスホリパーゼの使用による高い量の非水和性リンを含む食用油中のリン含有成分の減少、ホスホリパーゼAおよび/またはB活性を有する糸状菌からのホスホリパーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-526105
公開番号(公開出願番号):特表2000-507458
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】本発明は、ホスホリパーゼを使用することからなる、高い非水和性リン含量を含む食用油中のリン含有成分の含量を減少する方法に関する。さらに、本発明は、ホスホリパーゼ活性を有する酵素、ホスホリパーゼ活性を有する酵素をコードするクローン化されたDNA配列、前記酵素を製造する方法、および多数の工業的用途のための前記酵素の使用に関する。
請求項(抜粋):
食用油中のリン含有成分の含量を減少する方法であって、前記油は少なくとも50ppmの非水和性リン含量を含み、前記非水和性リン含量は、 i) 60°Cにおいて、水中のクエン酸一水和物を含んでなる溶液の添加(添加された水/油=4.8%w/w;水相中の[クエン酸]=106mM、水/油エマルジョン中の[クエン酸]=4.6mM)により、前記食用油を30分間前処理し、 ii) 10mlの前処理された油中水型エマルジョンを管に移し、 iii) 前記エマルジョンを沸騰する水浴中で30分間加熱し、 iv) 5000rpmにおいて10分間遠心し、 v) 約8mlの上(油)相を新しい管に移し、それを24時間沈降させ、 vi) 沈降後、上の透明な相から2gを抜き出して、食用油中の非水和性リン含量(ppm)を測定する、ことによって測定され、そして前記方法は、前記油を、pH1.5〜8において、ホスホリパーゼA1、ホスホリパーゼA2、またはホスホリパーゼBの水溶液と接触させ、これを前記油のリン含量が11ppmより低く減少するまで前記油中で乳化させ、次いで水性相を処理された油から分離することを含む、食用油中のリン含有成分の含量を減少する方法。
IPC (13件):
C12N 15/09 ZNA ,  A21D 8/04 ,  A23K 1/165 ,  C07K 14/37 ,  C11B 3/02 ,  C11B 3/04 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/20 ,  C12Q 1/68 ,  C12R 1:66 ,  C12R 1:77 ,  C12R 1:19
FI (10件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A21D 8/04 ,  A23K 1/165 C ,  C07K 14/37 ,  C11B 3/02 ,  C11B 3/04 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/20 ,  C12Q 1/68 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Phytopathological Notes(1968), Vol.58, p.1437-1438

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