特許
J-GLOBAL ID:200903013856484645
燃料電池の加湿装置および加湿制御装置並びに加湿装置の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301507
公開番号(公開出願番号):特開平8-138704
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 水を良好な水蒸気の状態で供給可能とすることにより、供給電極が濡れ過ぎの状態となることを防ぎ、延いては燃料電池の出力の低下を防止する。【構成】 水素ガス加湿器110は、多孔質膜111と、多孔質膜111を両側から挟みつつ水素ガス流路113pおよび水流路115pを形成するセパレータ113,115とにより構成されている。多孔質膜111は、ポリオレフィン系の多孔質のフィルムであって親水性を備える。この水素ガス加湿器110では、水流路115pを流れる水の圧力と水素ガス流路113pを流れる水素ガスの圧力との差に応じて水流路115p中の水が多孔質膜111を透過する。多孔質膜111が親水性を有することから、その透過した水は多孔質膜111に対して大きな接触面積で接する。このため、多孔質膜111と水素ガスとの双方から熱を受け、その水を容易に気化して、良好な水蒸気の状態で加湿を行なう。
請求項(抜粋):
燃料電池の電極に供給する材料ガスを加湿する加湿装置であって、水の流路と前記材料ガスの流路とに接し、該水と該材料ガスとの圧力差に応じて該水を透過する多孔質膜を備えるとともに、前記多孔質膜は親水性を有したものである燃料電池の加湿装置。
IPC (2件):
引用特許:
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