特許
J-GLOBAL ID:200903014065980211
スペクトル拡散受信機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355836
公開番号(公開出願番号):特開平10-190528
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 CDMA方式のスペクトル拡散受信機において、1シンボル周期以上遅延したパスもRAKE合成できるようにして、対干渉特性を改善する。【解決手段】 CDMA方式のスペクトル拡散受信機に、多段のシフトレジスタで構成されるタイミング調整バッファ7を設ける。タイミング制御回路3で、複数のパスの位相から遅延時間を求め、タイミング調整バッファ7の段数を制御することにより、複数のフィンガのシンボル信号の位相差がどれだけあっても、位相をそろえてRAKE合成できるようにする。タイミング調整バッファ7をシンボル周期単位で制御することにより、簡単な回路で1シンボル周期以上遅延したパスでも位相を合わせてRAKE合成することができるので、実効的に受信レベルが上がり対干渉特性が改善される。送信電力が少なくてすむようになり、干渉が減るので、より多くのユーザを収容できるようになる。
請求項(抜粋):
CDMA方式のスペクトル拡散受信機において、アンテナで受信した高周波信号を周波数変換し検波してベースバンド信号に変換する無線回路と、前記ベースバンド信号をサーチして複数のパスの位相を検知し、レプリカ符号の位相を指示する信号と、タイミング調整バッファ駆動用タイミング信号と、前記タイミング調整バッファの遅延時間を指示する信号とを発生するタイミング制御回路と、前記タイミング制御回路から指示された位相で前記レプリカ符号を発生する複数のレプリカ符号発生器と、前記ベースバンド信号に前記レプリカ符号を乗算し積分して相関値を出力する複数の相関器と、前記相関器の出力を同期検波してシンボル信号を出力する複数の同期検波器と、前記同期検波器から出力された前記シンボル信号をラッチし、指示された遅延時間で出力する複数のタイミング調整バッファと、複数の前記タイミング調整バッファの出力を加算合成して復調信号を出力するRAKE合成器とを具備することを特徴とするスペクトル拡散受信機。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 13/00 D
, H04L 1/00 B
引用特許:
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