特許
J-GLOBAL ID:200903014105003230

油圧式テンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津野 孝 ,  三宅 正之 ,  河合 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-145278
公開番号(公開出願番号):特開2005-325938
出願日: 2004年05月14日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】チェックボール弁のストローク量やテンショナ設置形態に関係することなく、逆止弁ユニット内におけるチェックボール弁の暴れを抑制してエンジンの高回転域などにおける張力変動に対して的確な追従性を発揮できる油圧式テンショナを提供すること。【解決手段】油圧式テンショナ100の逆止弁ユニット140が、圧油の流動を規制するチェックボール弁141と、このチェックボール弁141を内包状態で遊動させる内周壁142aを備えたボールガイド142と、ボールガイド142の高圧油室側に取り付けられてボールガイド142内にチェックボール弁141を封止した状態で圧油を高圧油室側へ流通させる圧油連通孔143aを備えた円板状のリテーナ143と、ボールガイド142の圧油供給側に取り付けられてチェックボール弁141の着座で圧油の逆流を阻止するボールシート144とで構成されているとともに、ボールガイド142に内周壁142aの一部を切り欠いて圧油供給側から高圧油室側に向けて圧油を連通させる複数の圧油連通溝142bが設けられていること。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ハウジング本体のプランジャ収容穴から走行チェーンに向けて摺動自在に突出するプランジャと、前記プランジャ収容穴とプランジャとの間に形成される高圧油室に収納されてプランジャを突出させる方向に付勢するプランジャ付勢用ばねと、前記プランジャ収容穴の底部に組み込まれて高圧油室内の圧油の逆流を阻止する逆止弁ユニットとを備えた油圧式テンショナにおいて、 前記逆止弁ユニットが、圧油の流動を規制するチェックボール弁と、該チェックボール弁を内包状態で遊動させる内周壁を備えたボールガイドと、該ボールガイドの高圧油室側に取り付けられてボールガイド内にチェックボール弁を封止した状態で圧油を高圧油室側へ流通させる圧油連通孔を備えた円板状のリテーナと、前記ボールガイドの圧油供給側に取り付けられてチェックボール弁の着座で圧油の逆流を阻止するボールシートとで構成されているとともに、 前記ボールガイドに内周壁の一部を切り欠いて圧油供給側から高圧油室側に向けて圧油を連通させる複数の圧油連通溝が設けられていることを特徴とする油圧式テンショナ。
IPC (1件):
F16H7/08
FI (2件):
F16H7/08 B ,  F16H7/08 Z
Fターム (9件):
3J049AA03 ,  3J049AA08 ,  3J049BB02 ,  3J049BB05 ,  3J049BB13 ,  3J049BB26 ,  3J049BB35 ,  3J049BC03 ,  3J049CA02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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