特許
J-GLOBAL ID:200903014122984555

受信装置および受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114711
公開番号(公開出願番号):特開平10-308716
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 送信側が送信するOFDM信号のガード期間が未知の場合においても受信を可能とする。【解決手段】 基底帯域に変換されたIチャンネルデータとQチャンネルデータはそれぞれFIFO501,502により1有効シンボル期間だけ遅延され、複素乗算回路504により複素乗算が行われた後、移動平均値演算回路505,506により、制御回路517が想定するガード期間に対応する時間に応じて移動平均が算出される。得られた移動平均値は、2乗演算回路507,508により2乗されて加算回路509により加算され、相関値が算出される。制御回路517は、メモリ510,511,515,516およびカウンタ512,513を用いて、加算回路509から出力される相関値の最大値の周期と、想定される周期とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合には想定するガード期間を変更するとともに、移動平均演算回路505,506の演算の対象となる時間を変更して相関値の最大値と想定される周期とが一致するか否かを判定する。
請求項(抜粋):
OFDM信号を受信する受信装置において、前記OFDM信号を基底帯域信号に変換する変換手段と、前記変換手段により得られた基底帯域信号を有効シンボル期間だけ遅延する遅延手段と、前記変換手段により得られた基底帯域信号と、前記遅延手段により遅延された基底帯域の信号との相関値を、想定されるガード期間に対応する所定の期間に亘って算出する算出手段と、前記算出手段により算出された相関値の最大値を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された最大値の周期を算定する算定手段と、前記算定手段により算定された前記最大値の周期と、前記有効シンボル期間および前記想定されるガード期間を加算することにより得られる想定OFDMシンボル周期とが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記最大値の周期と前記想定OFDMシンボル周期とが一致しないと判定した場合には、前記想定されるガード期間を適宜変更する変更手段とを備えることを特徴とする受信装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/22 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
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