特許
J-GLOBAL ID:200903014165572498

車両用ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 啓輔 ,  稲垣 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-187672
公開番号(公開出願番号):特開2009-023466
出願日: 2007年07月18日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】本発明は、ABS制御の最初の増圧制御における目標電流値を適切な値に決めることで、制動制御の効率の更なる向上を図ることができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】制御手段(制御部20)は、キャリパ圧が増圧状態へ移行する場合に初期電流値を算出する初期電流値算出手段22と、増圧サイクルが前回行われていない場合に、路面摩擦係数を推定し、この路面摩擦係数に基づいて目標差圧を決定し、この目標差圧に相当する電流を目標電流値とする目標電流値設定手段23と、初期電流値から目標電流値へ向けて所定の勾配で通電量を低下させる開弁量調整手段25を備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
液圧源で発生した液圧を制御して車輪ブレーキに伝える車両用ブレーキ液圧制御装置であって、 前記液圧源側からの前記車輪ブレーキへの液圧の伝達を許容し、通電量によって開弁量が調整可能な常開型比例電磁弁と、 前記車輪ブレーキ内の液圧を逃がす常閉型電磁弁と、 前記常開型比例電磁弁および前記常閉型電磁弁への通電量を制御することで、前記車輪ブレーキ内の液圧を増圧状態、保持状態または減圧状態に切り替える制御を行う制御手段と、を備え、 前記制御手段は、 前記減圧状態または前記保持状態から前記増圧状態へと移行する場合に、前記常開型比例電磁弁を開弁させる初期電流値を算出する初期電流値算出手段と、 増圧サイクルが前回行われているか否かを判断し、行われている場合には、前回の増圧サイクル以前の増圧終了時の電流値に基づいて目標電流値を設定し、行われていない場合には、路面摩擦係数を推定し、この路面摩擦係数に基づいて目標差圧を決定し、この目標差圧に相当する電流を目標電流値とする目標電流値設定手段と、 前記初期電流値から前記目標電流値へ向けて、所定の勾配で前記通電量を低下させる開弁量調整手段と、を備えていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
IPC (1件):
B60T 8/176
FI (1件):
B60T8/1763
Fターム (23件):
3D246BA02 ,  3D246CA04 ,  3D246DA01 ,  3D246FA05 ,  3D246GA00 ,  3D246GB01 ,  3D246GB19 ,  3D246GC14 ,  3D246HA43A ,  3D246HA64A ,  3D246HB02B ,  3D246JB26 ,  3D246JB35 ,  3D246JB36 ,  3D246LA02Z ,  3D246LA04Z ,  3D246LA15Z ,  3D246LA33Z ,  3D246LA42Z ,  3D246LA43Z ,  3D246LA47Z ,  3D246LA50Z ,  3D246LA61Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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