特許
J-GLOBAL ID:200903014184976885

橋桁部材の架設方法および架設装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035767
公開番号(公開出願番号):特開平10-292317
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 片持ち張り出し架設工法の経済性を改善することにある。【解決手段】 既に張り出し架設してある橋桁部分6上にトラベリングガーダー2を配設するとともにその上に架設作業車3を搭載しておいて、橋桁部分6上の橋脚15付近で、架設作業車3の吊り上げ機により橋桁部材7を橋桁部分6の下方に吊り上げるとともに、その架設作業車3を搭載したトラベリングガーダー2を移動させて、吊り上げた状態の橋桁部材7を橋桁部分6の下方にてその橋桁部分6に沿ってその橋桁部分6の先端まで運搬し、かつ、トラベリングガーダー2のエレクションガーダー4をその橋桁部分6の先端から前方へ手延べさせ、次いで架設作業車3をエレクションガーダー4の手延べ方向側部分上に移動させてから架設作業車3の吊り上げ機により橋桁部材7を引き上げて、その橋桁部材7を橋桁部分6の先端に連結し、片持ち張り出し架設するものである。
請求項(抜粋):
既に張り出し架設してある橋桁部分上に、エレクションガーダーと、そのエレクションガーダーを支持位置変更可能に支持して前記橋桁部分上を走行する台車とを具えるトラベリングガーダーを配設するとともに、架設する橋桁部材を吊り上げる吊り上げ機を有して前記トラベリングガーダーのエレクションガーダー上を移動する架設作業装置をそのエレクションガーダー上に搭載しておいて、先ず、前記トラベリングガーダーの台車による前記エレクションガーダーの支持位置をそのエレクションガーダーの、前記橋桁部材の架設のための手延べ方向側と逆側の部分とするとともに、前記架設作業装置を前記エレクションガーダー上で、そのエレクションガーダーを間に挟んで前記トラベリングガーダーの台車と上下に整列する状態にして、前記トラベリングガーダーを前記既に張り出し架設してある橋桁部分上の橋脚付近の位置に配置し、次いで、その橋脚付近で、前記架設作業装置の吊り上げ機により、前記橋桁部材を、前記既に張り出し架設してある橋桁部分の下方に吊り上げるとともに、前記架設作業装置を搭載した前記トラベリングガーダーを、その台車により移動させて、前記架設作業装置の吊り上げ機で吊り上げた状態の橋桁部材を、前記既に張り出し架設してある橋桁部分の下方にてその橋桁部分に沿ってその橋桁部分の先端まで運搬し、かつ、前記エレクションガーダーの手延べ方向側部分をその既に張り出し架設してある橋桁部分の先端から前方へ手延べさせ、次いで、前記トラベリングガーダーを前記既に張り出し架設してある橋桁部分に連結して浮き上がり止めしてから、前記架設作業装置を前記エレクションガーダーの前記手延べ方向側部分上に移動させ、次いで、前記架設作業装置の吊り上げ機により、前記吊り上げた状態の橋桁部材を所定の高さまで引き上げて、その橋桁部材の、前記既に張り出し架設してある橋桁部分の先端への張り出し架設を行い、次いで、前記トラベリングガーダーと前記既に張り出し架設してある橋桁部分との連結を解除してから、前記トラベリングガーダーの台車による前記エレクションガーダーの支持位置をそのエレクションガーダーの中央部に変更するとともに、前記架設作業装置を前記エレクションガーダー上で、そのエレクションガーダーを間に挟んで前記トラベリングガーダーの台車と上下に整列する状態に移動させ、その後、前記架設作業装置を搭載した前記トラベリングガーダーをその台車により移動させて、前記既に張り出し架設してある橋桁部分上の橋脚付近の位置まで戻すことを特徴とする、橋桁部材の架設方法。
FI (2件):
E01D 21/00 ,  E01D 21/04
引用特許:
審査官引用 (9件)
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