特許
J-GLOBAL ID:200903014189110886

固体高分子型燃料電池セパレータ用ステンレス鋼板およびその製造方法ならびにこれを用いた固体高分子型燃料電池セパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-215544
公開番号(公開出願番号):特開2006-040608
出願日: 2004年07月23日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 固体高分子型燃料電池セパレータ材として必要な成形加工性を有したオーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.07%以下、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.2%以下、N:0.050%以下、Cr:16.0〜18.5%、Ni:6.0〜15.0%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、板厚0.25mm以下、平均結晶粒径10〜25μm、板厚の中央部のビッカース硬度Hcと表層から板厚の1/8部のビッカース硬度Hsの差が20以下、圧延方向と垂直な方向の延性が65%以上であることを特徴とする。また、その製造方法は、冷間圧延途中および最終冷間圧延後の熱処理を、炉内雰囲気が窒素濃度1.0%未満の雰囲気とし、鋼材温度1050〜1150°Cで、1分以内に保持した後、冷却することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.07%以下、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.1〜2.0%、 P :0.04%以下、 S :0.005%以下、 Al:0.2%以下、 N :0.050%以下、 Cr:16.0〜18.5%、 Ni:6.0〜15.0% を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼板の板厚が0.25mm以下であり、鋼板の平均結晶粒径が10〜25μmの範囲にあり、板厚の中央部におけるビッカース硬度Hcと表層から1/8t(tは板厚)におけるビッカース硬度Hsの差が20以下であり、鋼板の板面内で圧延方向と垂直な方向の延性が65%以上であることを特徴とする、固体高分子型燃料電池セパレータ用ステンレス鋼板。
IPC (5件):
H01M 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  H01M 8/10
FI (5件):
H01M8/02 B ,  C21D9/46 Q ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  H01M8/10
Fターム (33件):
4K037EA01 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA21 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EB02 ,  4K037EB06 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037FF03 ,  4K037FG03 ,  4K037FH05 ,  4K037FJ02 ,  4K037FJ07 ,  4K037FM02 ,  4K037JA06 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026HH00 ,  5H026HH03 ,  5H026HH08 ,  5H026HH10
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る