特許
J-GLOBAL ID:200903014296407433

渦流探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-212454
公開番号(公開出願番号):特開2002-022709
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 高周波成分を検出することによって、割れによる欠陥とスケール剥がれによる欠陥とを区別して検出する渦流探傷装置を提供する。【解決手段】 バランス回路4の検出コイルL1とL2およびバランス回路5の検出コイルL3とL4との間に回転移相回路7の共振コイルのL5を配置し、被検査対象に対して相対的にこれらのコイルを移動させたときのバランス回路4,5の出力を差動増幅回路6で差分を求め、位相検波器9,10で同期検波し、4f0の帯域成分をHPF13とLPF14で抽出し、割れによる欠陥とスケール剥がれによる欠陥を識別する。
請求項(抜粋):
固定周波数の信号を増幅して検出コイルに供給し、前記検出コイルと検査対象とを相対的に移動させ、前記検査対象となる金属表面の欠陥に応じて周波数と電圧とが変化した信号を同期検波して出力する渦流探傷装置において、前記検出コイルは、それぞれが前記検査対象の搬送路に沿って同軸的にかつ一定の間隔を有して配置され、それぞれから生じる磁界が逆相となる第1の1対の検出コイルと、それぞれが前記検査対象の搬送路に沿って同軸的かつ一定の間隔を有し、さらに前記第1の1対の検出コイルと同軸的かつ所定の間隔を有して配置され、それぞれから生じる磁界が逆相になる第2の1対の検出コイルと、前記第1の1対の検出コイルと前記第2の1対の検出コイルとの間に同軸的に一定の間隔を有して配置される共振コイルとを含み、さらに前記第1の1対の検出コイルを含んでブリッジ回路を構成し、前記増幅した固定周波数の信号が与えられ、各検出コイルのインダクタンスの変化に応じて第1の異常検出信号を出力する第1の平衡回路と、前記第2の1対の検出コイルを含んでブリッジ回路を構成し、前記増幅した固定周波数の信号が与えられ、各検出コイルのインダクタンスの変化に応じて第2の異常検出信号を出力する第2の平衡回路と、前記第1および第2の1対の検出コイルの一方から生じる電磁誘導により、前記共振コイルに生じる誘導電流が該検出コイルに生じる誘導電流に対して逆相でかつ電流値が等しく相殺し合うように該共振コイルを駆動する回転移相手段と、前記第1および第2の平衡回路の異常検出信号の差分を抽出し、同期検波のための信号を出力する差動増幅手段とを備えたことを特徴とする、渦流探傷装置。
Fターム (10件):
2G053AA11 ,  2G053AA21 ,  2G053AB21 ,  2G053BA02 ,  2G053BC14 ,  2G053CA03 ,  2G053CA17 ,  2G053CA18 ,  2G053CB05 ,  2G053CB12
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 渦流探傷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-118226   出願人:住友電気工業株式会社, 有限会社日本エステック
  • 渦流探傷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-210772   出願人:三菱マテリアル株式会社, 有限会社日本エステック
  • 金属における欠陥検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-188023   出願人:三菱マテリアル株式会社, 有限会社日本エステツク
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