特許
J-GLOBAL ID:200903014635713530

車両用盗難防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梁瀬 右司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303780
公開番号(公開出願番号):特開平10-129421
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】乱数的に設定されたローリングコードを含む盗難防止用のデータを他の通信システムの通信線を介して送受信できる車両用盗難防止装置を提供する。【解決手段】2バイトの数値データからなるローリングコードを、乱数発生手段によって1バイトの上位数値データと1バイトの下位数値データとして発生させ、上位数値データと下位数値データのそれぞれがイモビライザ用ECU及びエンジン用ECU以外の他のECUのECUアドレスと一致した場合に、上位数値データと下位数値データのそれぞれに補正値を加算することで、ローリングコードを確実に他のECUのECUアドレスと異なる数値データとして確定するので、かかるローリングコードを含む盗難防止用データを、例えば、故障診断用通信線を介して送信することができ、車両用盗難防止装置の製造コストの低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
複数の負荷制御用の電子制御ユニットを備えた車両に搭載され、エンジンの運転制御を行うエンジン用電子制御ユニットとそのエンジン用電子制御ユニットにエンジンの運転継続を許可する許可コードを発信するイモビライザ用電子制御ユニットとの間で、盗難防止用データとして用いられる、乱数的に設定されたローリングコードの送受信を行う車両用盗難防止装置において、前記ローリングコードは、上位1バイトの上位数値データと下位1バイトの下位数値データとによって構成される2バイトの数値データであって、前記イモビライザ用電子制御ユニットは、前記ローリングコードを構成する上位数値データ及び下位数値データをそれぞれ発生させる乱数発生手段と、その乱数発生手段が発生させた上位数値データ及び下位数値データをそれぞれ補正するデータ補正手段とを備え、前記データ補正手段は、前記乱数発生手段が発生させた上位数値データと下位数値データとを、前記エンジン用電子制御ユニット及びイモビライザ用電子制御ユニット以外の他の電子制御ユニットに割り当てられた1バイトの数値データによって構成される電子制御ユニットアドレスとそれぞれ比較し、その上位数値データ、下位数値データが他の電子制御ユニットの電子制御ユニットアドレスと一致したときに、その上位数値データ、下位数値データに所定の補正値を加算又は減算することで前記上位数値データ、下位数値データをそれぞれ補正するように構成されていることを特徴とする車両用盗難防止装置。
IPC (5件):
B60R 25/04 602 ,  B60R 25/04 610 ,  F02D 17/04 ,  F02D 29/02 ,  F02D 45/00 345
FI (5件):
B60R 25/04 602 ,  B60R 25/04 610 ,  F02D 17/04 V ,  F02D 29/02 K ,  F02D 45/00 345 L
引用特許:
出願人引用 (7件)
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