特許
J-GLOBAL ID:200903014843010250

ストレージアクセス制御方法、クラスタシステム、パス接続スイッチおよびストレージアクセス制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-381999
公開番号(公開出願番号):特開2006-189963
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】 系切り替えを行うクラスタシステムにおいて、ストレージ装置に対するアクセスの排他制御を行う。【解決手段】 実行系で系障害が起こった場合、待機系との間のHeart Beatメッセージが途絶えるため、待機系のクラスタプログラム204は、実行系の障害を検知する。その際、クラスタプログラム204は、FC-SW内のパス設定プログラム602に対して実行系からのディスクアクセスのパスの切り換え要求を送信する。その要求を受け取ったパス設定プログラム602は、パス管理テーブル603を書き換えて、実行系からのディスクアクセスのパスを遮断する。そして、処理の結果をクラスタプログラム204に送信する。その結果を受け取ったクラスタプログラム204は、サーバプログラム206の起動などを行う。サーバプログラム206は、実行系101に障害が発生し、業務処理が停止した時点のチェックポイントから業務処理を開始する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
所定の処理を行う実行系計算機と、 前記実行系計算機に障害が発生した場合に、前記実行系計算機の処理を引き継ぐ待機系計算機と、 前記処理に伴って、前記実行系計算機および前記待機系計算機からアクセスを受け、所定のデータを入出力するストレージ装置と、 前記実行系計算機、前記待機系計算機および前記ストレージ装置とがそれぞれ通信するための複数のポートを備え、それらのポート間を接続するパスを制御するパス接続スイッチと、 を備えるクラスタシステムにおけるストレージアクセス制御方法であって、 前記待機系計算機が、前記実行系計算機に障害が発生したことを検出した場合に、前記パス接続スイッチに前記各計算機と前記ストレージ装置との間のパスの切り換え要求を送信し、 前記パス接続スイッチは、前記パスの切り換え要求を受信した場合に、前記実行系計算機と前記ストレージ装置との間のアクセスを禁止するとともに、前記待機系計算機と前記ストレージ装置との間のアクセスを許可するように前記パスを設定し、そのパスの設定結果を前記待機系計算機に送信し、 前記待機系計算機は、前記パスの設定結果を受信した場合に、前記実行系計算機が行っていた処理を引き継ぐ ことを特徴とするストレージアクセス制御方法。
IPC (3件):
G06F 11/20 ,  G06F 13/10 ,  G06F 13/14
FI (3件):
G06F11/20 310C ,  G06F13/10 340A ,  G06F13/14 310E
Fターム (8件):
5B014EA05 ,  5B014EB04 ,  5B014HA09 ,  5B034BB02 ,  5B034CC01 ,  5B034CC02 ,  5B034DD02 ,  5B034DD07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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